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信用は通帳の中で作っていく

融資のプロが通帳を見ると、その人の生活態度や性格まで読み取れるそうです。

こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
先日、毎月行っている、一般社団法人融資コンサルタント協会の勉強会で、
日本政策金融公庫の営業課長をはじめ3名の方にお越しいただき、

「日本政策金融公庫の営業課長に聞く、他では言えない公庫のアレコレ 2019」

というテーマで、大質問会を行いました。

今回出てきた質問は、以下の通りです。

●こんな人が来たら引くというタイプは?
●地銀との協調融資時に見るポイントは?
●創業融資の成功の確率は、どれぐらい?
●創業融資を借りた後、運転資金が足りなくなった。追加融資の可能性は?
●カードローン等の借入は、どれぐらいあったら融資NGになるのか?
●自己破産しても借りられる制度があると聞いたのですが?
●公庫の担当者が情報を仕入れる際に、何を見ているのか?
●リスケの際の公庫への交渉方法は?
●金融検査マニュアルが廃止されると、公庫の融資姿勢はどう変わるのか?
●定款に融資不可業種が入っていた場合、貸してもらえないのか?
●両親から贈与された資金は、自己資金として見てくれるのか?
●公庫の借入の返済が遅れた場合、新規融資は難しくなるのか?
●個人よりも法人のほうが借りやすいのか?
●事業承継融資には、積極的に取り組んでいるのか?

これら全ての質問に丁寧にお答えいただきました。
これら質問に対する、公庫の回答については、順次、このブログで報告させていただきます。

今回の勉強会で印象に残った言葉があります。
それは、

「信用は通帳の中で作っていく」

という言葉です。

通帳の中身を見ると、いろいろなことがわかるそうです。
公庫の方に「自己資金の貯め方の理想は」と聞くと、

毎月いくらという形で何年間にもわたって貯めていただくことで、信用力が高まります

とのことでした。

また、
公庫の借入の返済が遅れた場合、新規融資は難しくなるのか?
という質問のときに、公庫の方が言っていたのは、

「返済実績は重要視します。
何十回あるうちの1回遅れたくらいなら特段の影響はありませんが、
恒常的に遅れている場合なら問題視されると思います

ということでした。

それだけでなく、

「公共料金の引き落としの時期なんかもチェックしますね。
公共料金の支払い遅延が度々あるような通帳を見ると、
「この人に融資しても大丈夫だろうか」
と思ってしまうこともありますね」

とも言われていました。

融資のプロが、通帳をじっくり見ると、

「まじめにコツコツ貯めていくタイプなのか」
「カードをばんばん使い浪費するタイプなのか」
「お金の管理に無頓着なタイプなのか」

というような、その人の生活態度や性格まで読み取れるそうです。

だから

「信用は通帳の中で作っていく」

と言うことなんだそうです。

これから、創業に向けて準備をしていく場合は、

融資のプロが見て、
「この人は、実に信用できる人だ」
と思ってもらえるような通帳を見せることを意識して、お金を貯めたり、
使ったりということをするべきでしょうね。

そのためには、

・毎月、一定金額を貯蓄に回す
・公共料金や家賃の支払い遅延は避ける
・カードローンや消費者ローンの使用は避ける
・カードの引き落とし額は多額にならないようにする

ということを行うべきでしょう。


 
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