- 2026-2-26
- 独立・開業
- 士業のキャリア, 士業のビジネスモデル, 独立開業準備

まだ準備が十分じゃない。あれを片付けてから。これが整ってから。…そんな独立前の不安、ためらいは、けっして不自然なことではありません。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
独立を考え始めた士業・コンサルタントとお話ししていると、よくこんな声を聞きます。

独立したい気持ちはあるけれど、まだ準備が足りない気がする

もう少し勉強してからのほうがいいのではないか

今の仕事を辞める決断がなかなかできない
能力が足りないわけではありません。実務経験があり、専門性もある。にもかかわらず、一歩が踏み出せない。あるいは、独立後に何から着手するか決めきれない。
この状態が長く続くと、独立そのものが遅れるだけでなく、独立後の動き出しも鈍くなります。
実際に成果につなげている士業・コンサルタントには、ある共通点があります。それは「完璧を待たない」ということです。
成果を分けた2つの決断事例
事例①:IT導入を決断した経営者
これは士業・コンサルタントではなく、ある経営者の事例です。ネクストフェイズが運営する一般社団法人融資コンサルタント協会の会員である中小企業診断士・Aさんが、「こんなに決断の早い経営者がいる」と教えてくれたのです。
Aさんの顧客である製造業の経営者は、事務作業の非効率さに悩んでいました。クラウド会計や受発注管理システムの導入を検討していましたが、費用面への不安から踏み切れず…。
そこでAさんが、導入効果と回収見込みを整理した資料を提示したところ、その場で導入を決断。すぐに運用開始。結果として、
- 月20時間以上の事務作業削減
- 経理ミスの減少
- 経営数字の可視化
が実現しました。さらに、
- 利益率の低い取引の見直し
- 赤字部門の改善
- 原価管理の徹底
へと発展し、その期の業績は大きく改善しました。ポイントは、「完璧に安心できるまで待たなかった」ことだと、Aさんは述懐します。
事例②:融資支援を学ぶ決断をした税理士
税理士・Bさんは、決算業務中心の仕事に限界を感じていました。融資支援の必要性は理解していたものの、「自分にできるだろうか」という不安から迷っていました。
しかしまず融資サポートについて「ひととおり」学べるネクストフェイズのセミナーを受講し、全体像を把握。そこで「ここまでで大枠を理解できたから、次は実務力を高めよう」と判断し、集中講座の受講を決断しました。その後すぐに実践へ。結果、
- 半年以内に複数の融資案件を受任
- 顧問先との関係強化
- 金融機関との接点増加
につながり、紹介案件も増えていきました。ここでも共通していたのは、6割がた理解できた段階で動いたことです。
なぜ、決断が早い人ほど成果につながるのか
決断が早い人ほど成果につながるのには理由があります。
(1) 行動量が圧倒的に増えるから
決断が早い人は、実行までの時間が短く、思い立ったことをすぐ行動に移します。そのため、経験を積むスピードが速くなり、試行錯誤の回数も自然と増えていきます。
実践と改善を繰り返す中で、判断の精度も高まり、成長のスピードも加速します。結果として、成果に到達するまでの時間が大きく短縮されていくのです。
(2)修正が早くできるから
決断が早い人は、実際に動き出すのも早いため、うまくいかない点や課題に気づくタイミングも早くなります。
行動して初めて見えてくる問題は少なくありません。早い段階でつまずくことで、改善点を具体的に把握でき、軌道修正もスムーズに行えるようになります。
結果として、同じ失敗を繰り返すことが減り、成果に近づくスピードが加速していきます。
(3)チャンスを逃しにくいから
仕事のチャンスは、長く待ってくれるとは限りません。良い情報や良い案件ほど、決断できる人から先に手に入れていきます。
決断が早い人は、機会が訪れたときに迷わず動くため、人脈や案件、学びの機会を確実に積み重ねていきます。
一方で、迷っている間に状況が変わり、本来得られたはずのチャンスを逃してしまうケースも少なくありません。
こうした差の積み重ねが、数年後の大きな成果の違いにつながっていきます。
決断が遅い人が、成果につながりにくい理由
一方で、同じように努力していても、なかなか結果につながらない人がいるのも事実です。その背景には、決断までに時間をかけすぎてしまう傾向があります。
(1)考えている時間ばかりが増えてしまうから
決断が遅い人ほど、行動に移すまでに多くの時間をかけます。慎重に考える姿勢自体は大切ですが、考えているだけでは状況は変わりません。
情報を集め続けるうちに、次々と新しい不安材料が目につき、ますます判断が難しくなっていきます。
結果として、経験を積む機会を逃し、成長のスピードも鈍ってしまいます。
(2)不安が大きくなりすぎてしまうから
時間をかけて考え続けるほど、「失敗したらどうしよう」「損をしたらどうしよう」という不安は膨らんでいきます。
本来なら行動しながら修正できる問題であっても、頭の中では必要以上に大きなリスクとして捉えてしまいます。
その結果、一歩を踏み出すこと自体が難しくなってしまいます。
(3)周囲との差が少しずつ広がっていくから
決断が遅い人は、決して努力していないわけではありません。勉強もしていますし、情報収集にも時間をかけています。しかし、行動が伴わないため、成果にはつながりにくい状態が続きます。
その間に、決断して動いている人は経験を積み、実績を重ねていきます。気づいたときには、その差は簡単に埋められないほど広がっていることもあります。
決断力は「6割で動く」ことで身についていく
決断の早さは、生まれつきの性格で決まるものではありません。日々の行動の積み重ねによって、後から身につけていくことができます。
成果を出している人は、準備が100%整うまで待ちません。必要な情報がそろった段階、いわば6割から7割程度で動き出します。
そして、実際に動きながら足りない部分を補い、うまくいかない点を修正し、次の判断に活かしていきます。
この繰り返しによって判断の精度が高まり、迷う時間は自然と短くなっていきます。
判断基準を持ち、相談できる相手を確保し、実践の型を身につけておけば、6割で動く決断は難しくありません。
こうして磨かれた決断力が、長期的な成果の差につながっていきます。
決断の重要性は分かっていても、何から決めて、どう動けばよいのかが分からなければ、成果にはつながりません。
必要なのは、迷わず動ける判断軸と、成果につながる行動の型です。
「独立後に迷わないために決める顧客獲得の動き方セミナー」では、独立後に何を優先し、どこで決断するかを具体的にお伝えします。
遠回りせず成果につなげたい士業・コンサルタントは、ぜひご参加ください。

「そんなこと言われなくてもわかってる」…に応えたい
決断が早ければ、行動が早くなり、試行錯誤の回数が増えれば、経験も増えて決断の精度が上がって、早く成果が出る…と、ここまで私が話したことについて、「そんなこと言われなくても自明」と考える士業・コンサルタントがほとんどでしょう。
問題は、率直に言って、「納得できるか」という一点に尽きる気がします。
たとえばセミナーで顧客獲得の「型」をセミナーでいくら熱くお伝えしても、「はあそうですか」「そういう方法があるんですね」としか思えず、自分のなかで納得できなければ、また腹の底に落ちなければ、実際の行動に移すのは難しいでしょう。
そんなことで実行できるなら、世にあまたある「独立開業本」のような書籍でも、またネットで無料で手に入る独立前の心得やTipsでも、あるいはChatGPTやGemini等のAIの回答でも、動く人は動けるんです。
そうではなく、「早い決断がベストなのはわかっている、でも、納得してから動きたいんだ」という士業・コンサルタントこそ、このセミナーにぜひ参加していただけたらと思います。
「なんか自分でもできそう」「自分が行動している姿をイメージできる」「これだったら続けられる」と思っていただけるよう、あなたの納得度を見ながら話を続けていきたいと考えています。








