金融機関が、決算書や資金繰り表等を見るときのポイントがわかります。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
金融機関が融資をする際、いろいろな情報を集めます。
集めた情報を踏まえ、融資可能かどうかの審査をします。
優秀な担当者であれば、積極的に融資を行えるようになるための情報収集ができるのですが、
はずれの担当者だった場合は、申し込んだ融資が否決となることも少なくありません。
しかし、はずれの担当者だった場合でも、
こちらの方から、金融機関が欲しがる情報を提供することで、融資が成功となるケースも
多々あります。
では、どのような情報を提供すれば良いのでしょうか?
金融機関が、企業情報を見るときには、いくつかのポイントがあります。
そのポイントを知っているだけで、提供出来る情報の質は大きく変わってきます。
金融機関が融資をする上において、見ている情報は、2つ。
ひとつは、資金繰り表や損益計算書、貸借対照表などからわかる「定量情報」。
もうひとつは、企業のホームページ、登記情報、勘定科目明細表、
企業データベースなどからわかる「定性情報」。
これらの情報に対する担当者の着眼点を知ることが、融資の成功率を高めることに繋がります。
そんな、担当者の着眼点を知るためにうってつけの本があります。
それが、「近代セールス12月15日号」です。
「近代セールス12月15日号」は、
「企業情報から切り込む融資のアプローチトーク集」という内容で、
経営者だけでなく、士業・コンサルタントにも役立つノウハウ満載です。
「近代セールス12月15日号」の内容を紹介すると、
<定性情報の活用編>
▼貸借対照表の着眼点について
▼貸借対照表で分かる特徴や変化からの情報の引き出し方
▼損益計算書と費用明細の着眼点について
▼損益計算書で分かる特徴や変化からの情報の引き出し方
▼資金繰り表の着眼点について
▼資金繰り表で分かる特徴や変化からの情報の引き出し方
▼定量情報からの経営課題の引き出し方
<定性情報の活用編>
▼企業ホームページの着眼点について
▼ホームページで分かる特徴や変化からの情報の引き出し方
▼商業登記・不動産登記の着眼点について
▼登記情報で分かる特徴や変化からの情報の引き出し方
▼法人税申告書・別表2の着眼点について
▼法人税申告書・別表2で分かる特徴や変化からの情報の引き出し方
▼企業データベースの着眼点について
▼企業データベースで分かる特徴や変化からの情報の引き出し方
となっています。
例えば8・9ページに書かれている
「貸借対照表の着眼点について」
を読むと、
「金融機関が貸借対照表を見る際、どの科目に興味を持っているのか」
や、
「どういう部分を重点的にチェックしているのか」
がわかります。
このポイントがわかれば、担当者が重点的にチェックする部分について
説明する資料を作ることで、より、企業側に有利な情報を伝えることができるようになります。
金融機関の担当者が、「貸借対照表を見たときに聞いてくるであろう質問」が、
その後の10ページから23ページに書かれています。
「貸借対照表」だけでなく、
「損益計算書を見たときに聞いてくるであろう質問」や
「資金繰り表を見たときに聞いてくるであろう質問」についても、
同様のことを知ることができます。
この1冊を読むだけで、融資の際に、担当者から聞かれることの多くが
予想できるようになるので、追加資料を作成する際には、とても役立つでしょう。
この近代セールスは、金融機関の方が読む雑誌ですが、読んでいない金融機関担当者も少なくありません。
この雑誌を読んで、アドバイスしてあげるだけでも、
「融資に詳しい専門家」
という目で見てもらえるようになりますよ。
融資支援を業務として取り組みたいと考えている士業・コンサルタントにとっては、
必読の書とも言えるでしょう。
日本の中小企業の9割以上が、どこからかお金を借りています。
また、日本の中小企業の7割以上が赤字決算です。
赤字決算の場合、金融機関にとっては、
「どちらかというと融資がしにくい企業」
と判断されてしまいがちです。
それ故に、金融機関から融資をしてもらうために悩んでいる中小企業が少なくありません。
だからこそ、
「融資に関するアドバイスが出来ます」
とアピールするだけで、相談してもらえる件数は格段に増えます。
相談件数は案件数に比例し、案件数は顧客数に比例するため、
相談件数が増えれば、結果的には、顧客数が増えるのです。
そんな、融資に関するアドバイスができるようになるためのヒントが手に入ります。
●「融資に強いFP・士業になる方法」セミナー
(東京) 1月14日(月)、15日(火)、16日(水)、30日(木)、31日(金)、2月7日(木)
(大阪) 1月9日(水)、21日(月)、1月25日(金)、2月5日(火)、16日(土)、18日(月)
※2月以降も日程あり。詳しくはサイトをご参照ください