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資金節約型士業として延命を図るか?積極投資型士業として事態を打開するか? ~借金のすすめ(2)

今のあなたに足りないのはおそらく、手元資金だ

士業として、コンサルタントとして、あるいは講師として、またはコーチとして、
今まさに独立を考えているあなた。
独立したものの、毎月ある程度の収入が見込める…とまでは言えないあなた。
そこそこ事業は軌道にのったとはいえるけれど、伸び悩みで成長の踊り場にいると自覚しているあなた。

あなたが今の「その壁」を超えるために足りないのは、おそらく手元資金ではないかと
私は想像しています。
もちろん資金があればすべて何とかなるとは言いません。
でも手元に資金があれば、もっと動ける。しかも、効率的に。

そんなことを言えるのは、資金がないため、スピーディに、効率よく動けないことが私にもあったからです。
私は経営コンサルタントとして開業して13年経ちましたが、食えるようになるまで2年半かかりました。
一番厳しかったのが開業後の、その2年半です。

私は世間知らずで、そして、お金の使い方をまったくわかっていませんでした。
もしよくわかっていれば、もっと早く食えるようになっていたのに、あんなに長い期間、つらい、
というより「窮屈な」思いをすることはなかったのに・・・

事業に、自分自身に、積極的に投資する士業しか生き残れない

コンサルタントという仕事柄、多くの士業とお話しする機会があるのですが、
たいていは私のように「食えるまでに3年かかった」とおっしゃいます。
しかしその一方、3年もかからなかった人も意外と多いのです。

大勢からお話を伺ううち、そして自分の過去も振り返れば、その差は「積極的に投資をするかしないか」
にあると確信しました。
すなわち、お金を上手に使う士業は早めに軌道にのり、その後も生き残っていきやすいのです。

独立する士業は大きく2つのタイプに分かれます。
ひとつは、食えるようになるまで手持ち資金で何とか持ちこたえようとする資金節約型士業
名刺やHP、チラシは自作。
スキルアップのためのセミナーや勉強会、人脈づくりのための異業種交流会も費用重視。
交際費や交通費が気になるので懇親会は欠席。
出不精になり、うまく顧客をつかめず、顧客を紹介してくれる人脈も築けず、時間だけが経って廃業…
というケースが多く見られます。

もうひとつは、積極投資型士業
顧客獲得のための投資は必要経費と考え、手持ち資金が乏しくても「ここぞ」と判断すれば
投資を惜しまないタイプです。

HPやチラシ、事業案内も、顧客の興味を惹く見栄えを考慮した説得力のあるものをプロの制作者に依頼
どの異業種交流会や勉強会が人脈構築に有効かを知るため、金額に関係なく多彩な交流会に参加
そのうち顧客獲得法を早期に確立して、早い時期に事業を軌道にのせます。

行動のスピードが速く試行錯誤の数が多いことを、「あの人はそういう性格だ」で片づけちゃいけない。
行動を後押しするのは、手元のキャッシュ。「いけるかもしれない」という可能性だけで素早く動けるのは、
「ダメだったとき」のためのバックアップ用資金があるからです。

借りれば、「手持ち資金がないから」と言い訳せずに済む

「そんなことはわかっている」「あれば投資するけれど、ないから手持ちでやりくりしているのだ」
という反論もよくわかります。
では、融資を検討してみてはいかがでしょうか。

前述した積極投資型士業なら
「早く顧客をつかむことができれば融資分はたいして問題なく返せる」
と考え、借り入れに躊躇しません。

しかし、資金節約型士業は「返せるあてがないのにお金を借りるのは怖い」と考えるでしょう。
かつての私もそうでした。
積極的な投資が必要なのはわかっていても、今まさに手元の資金が減っていくことの方に気を取られ、
そのうえ借り入れなんてとんでもない
と思っていました。

借りたら返せばいいんです。

返せるだけの事業計画を練って、実行してみて、いや、あれは間違いだった、講じた策に効果がなかった
と判断したら別の方法を試せばいい。そんな試行錯誤ができるのも、手元資金があるからこそ。

もし200万円を年率3%、5年返済で借りたとしたら、月々の利子はわずか5000円程度
毎月1回の飲み会費用ほどで、あなたの行動は今より飛躍的に自由になります。

HPに、事業チラシに、自分のスキル磨きに、見込み客と出会えるかもしれない(少し高額な)
交流会やセミナーに、資金を惜しまず投資できる。
もう、「お金がないから」と言い訳しなくていい。
周りにも、自分にも。

借り入れは実際、そう難しくはない

かつて金融機関の融資担当だった私が断言します。
士業の借り入れは、あなたが思っているほど難しくはありません。

そもそも「借りられる」ということは、あなたの事業計画書に「これなら返済できる」と金融機関の
融資担当者も太鼓判を押したということで、実行に値する事業計画がすでに仕上がっているということなのです。
借りてしまえば行動あるのみ。
それが、事務所経営を軌道に乗せるための一番の近道です。

成功するために、いえ、廃業する士業が多いことを思えばむしろ、生き残っていくために必要な
お金の借り方
を知っておく必要があります。

そんなあなたがお金を借りるための金融機関とのつきあい方のヒントが手に入ります。

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【借金のすすめシリーズ】
●借金のすすめ(1)
●資金節約型士業として延命を図るか?積極投資型士業として事態を打開するか? ~借金のすすめ(2)
●開業時の手持ちは退職金の230万円しかなかった ~借金のすすめ(3)

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