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質問「情報発信が継続できません。ブログやメルマガのネタ、どう集めているんですか?」

情報収集の方法を複数持っていると、「伝えたい!」と思う話題が見つかりやすいものです。

こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。

先日、情報発信を積極的に行っていきたいというコンサルタントから相談を受けました。

コンサルタント
現在のお客さま、また今後お客さまになってくれそうな方々に向けて

情報発信に力を入れていきたいと考えています

でもブログもメールマガジンも
もちろんSNSも長続きしないんです

しばらく書くと、ネタが尽きてしまって…


 
わかります。とてもわかりますよ! 私も最初はそうでした。ついには業務にあまり関係ないことを書いたりして、迷走した時代が長くありました…。

でもいくつかのネタ集め方法を持っておくと、「これは今ぜひ知らせたい!」と思う話題や、「これはじっくり考え、わかりやすくまとめてからアウトプットしよう」といったネタが飛び込んできたり、またアイデアが飛び出してきたりするものです。

今日はネクストフェイズ情報発信のネタ集め方法を、一気にお知らせしましょう。ぜひお役立てください。

 

届けたいお客さまの像を決める

ネタ集めの方法をお話しする前に…

この時代ですから情報はいくらでもあるのですが、多すぎて「どれを届けようか」と迷うこともあるでしょう。基本中の基本、準備の前の準備として、まず情報を届けたいお客さま像(ペルソナ)を細かく・詳しく設定すること。

ペルソナの解像度が高ければ高いほど(お客さま像がより具体的であればあるほど)、情報を手にしたとき「これは読者に必要とされる」「これは不要」と判断スピードが速くなります。
 

話題を「旬のもの」と「色あせない情報」に仕分ける

ネタには鮮度が大切な「旬」のものもあれば、いつまでも色あせない「原理原則」もあります。その両方に気を配って情報収集すると、ネタ枯れになることが少なく、また自分も飽きずに情報発信できるでしょう。

とくに「自分が飽きない」ことは、とても大切です。なぜなら人は新しいものについ目を奪われがちで、新しいネタが尽きると「書くことがない」状態に陥ってしまうからです。

一方の「原理原則」も、教科書のように通り一遍の言葉ではなく、他の資料も参照して多角的に分析してみたり自分の体験を交えながら深掘りしたりすることで、「飽きずに」情報発信していけるでしょう。
 

ネタはどこから見つけるか?

ネタは基本的に私が探しているのですが、弊社のスタッフも優秀なリサーチャーです。「これは今、士業・コンサルタントの間でとくに話題」(旬)、また「これをブログにしたら士業・コンサルタントの顧客獲得に役立つ」(原理原則)、といった情報やアイデアを知らせてくれます。

以下は「旬のもの」「原理原則」の両方にまたがります。受け取った情報によって「スピード重視で発信」か「じっくりまとめて発信」かに振り分け、より価値あるものとして、またより伝わりやすい形にまとめて、大切なお客さまにお伝えしましょう。

(1)経済産業省・中小企業庁・金融庁サイト

新しい融資制度や補助金・助成金などは、「中小企業支援施策」に関する情報は、経済産業省や中小企業庁、金融庁のサイトから入手しています。こまめに、あるいは日時を決めて定期的にチェックしてみましょう。

たとえば、「翌年度の補助金や公的融資制度、保証制度」に関する情報。

各省庁が「予算の概算要求案」を財務省に提出するのが、毎年8月末。経済産業省は「概算要求案に関する情報」を公開するので、いち早く内容をチェックすることが大切です。スピーディな情報提供は、かならずお客さまに喜ばれるでしょう。

●金融庁ホームページ

●経済産業省

中小企業庁

(2)新聞

自分の業務に関連するサイトを日ごろからチェックするのは、人によってはスケジュールの都合で難しいかもしれません。また、すべての情報を網羅することもできないでしょう。

しかし毎日目を通す日本経済新聞なら…? (これも人によるでしょうけれど…)

日経新聞に目を通していると、自分が見落としていた情報を入手することができます。また中小企業支援策以外にも、士業やコンサルタントに役立つ時事的な情報を新聞から入手することができます。私は基本的に紙面を読んでいますが、今はWeb版もあって便利ですね。

(3)専門誌、業界誌

融資、また金融機関に関する情報は、専門誌(『近代セールス』や『金融財政事情』」など)から入手します。

記事を「紹介」という形でかいつまんでお知らせすることもあれば、その記事をより深掘りして情報を追加したり、さらに自分の意見を追加したりして原稿を書くこともあります。

(4)ツイッター、FacebookなどのSNS、メールマガジン

ツイッターやFacebookなどのSNSも重要なネタ元です。

自分では探そうとすら思っていなかった情報、また投稿されている幅広い考え方・アイデアに触れることで、「これは伝えたい」と思うテーマが浮かぶことがよくあります。

弊社のリサーチャーは、経済産業省・中小企業庁・金融庁など霞ヶ関関連の公式ツイッター、中小機構・ミラサポplusなどのメールマガジンを見ているようです。

●経済産業省ツイッター

●中小企業庁ツイッター

●金融庁ツイッター

●J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]

●メールマガジン「J-Net21新着情報」|配信登録フォーム

●中小機構インフォメーション| 登録フォーム

●ミラサポplus 補助金・助成金 中小企業支援サイト|経済産業省 中小企業庁

(5)セミナーなどでいただく質問

ネクストフェイズが定期的に行っている「融資に強い士業・コンサルタントになる方法セミナー」などでは、受講者から質問が多数出てきます。

「そこを詳しく知りたいんだ」「そこがボトルネックだったんだ」と質問から多くを学び、原稿を書くことがよくあります。

(6)サイトにいただく問い合わせ

ありがたいことにネクストフェイズのブログやメールマガジンの読者から、多くのご意見やご質問をいただきます。

これも上記と同じく、士業・コンサルタントが悩んでいること・困っていることを知る大きなヒントになり、ブログなどで詳しくお伝えしようと意欲が湧きます。

(7)一般社団法人融資コンサルタント協会会員からの質問

ネクストフェイズには、一般社団法人融資コンサルタント協会の会員から融資に関する相談が毎日(本当に毎日!)届きます。なかでも「よくある相談」「よくある質問」は、ブログのネタにうってつけです。それだけ多くの士業・コンサルタントが悩んでいることだからです。

「情報共有して多くの人に役立てたい」内容だと、質問者の許可を得てブログで公開することもしばしばあります。(今回もそうですね)

(8)士業や経営者との会話

コンサルタントという仕事柄、多くの士業・コンサルタントと情報交換をしますし、経営者の相談にのることもよくあります。

…と、こう書いてきて思うのですが、結局は「お客さまの話をよくお聞きする」ことが、いちばんの「ネタ集め」になるのかもしれませんね。
 

ネタを見つけるために意識していること

ネクストフェイズのブログやメールマガジンは、基本的に「士業・コンサルタント向け」です。

融資や補助金等の中小企業支援施策の情報などは一見、経営者・事業者向けのように思えるかもしれません。が、それらの情報も「士業・コンサルタントから、それぞれの企業状況に応じてアレンジしながら(←ここ大事)、経営者に伝えてほしい」というスタンスで書いています。

つまり、ブログ原稿を書く際に意識しているのは以下の2点です。

1/士業やコンサルタントが、顧客のために知りたいこと(融資や補助金情報など)

2/士業やコンサルタントが、自分のために知りたいこと(顧客獲得の方法など)

もしブログやメールマガジンのネタ探しに困っているようなら、「どんな人に」「どんな情報を」「どう活用してほしいのか」をイメージすることで、ネタ探しはかなり楽になるでしょう。
 

おまけ→発信場所を変えると自然にバリエーションがつく

以前もお伝えしましたが、ネクストフェイズの情報発信は、月間55回。

●ブログ 週3回(月・水・金)
●メールマガジン 週2回(火・木)
●Facebook投稿 週5回(月~金)
●ファックス(一般社団法人融資コンサルタント協会員向け) 月2回(第2・第4月曜)
●YouTube投稿 月10本

 
※以前のブログで「合計で月45回以上」と書きましたが、YouTube動画10回が加わりました

●士業・コンサルタントが安定して新規顧客を得るための情報発信手段と注意点

士業・コンサルタントが安定して新規顧客を得るための情報発信手段と注意点

上掲ブログにあるように、実際に新しいネタを考えているのは週3回のブログのみ。メールマガジン、SNS、ファックス通信、YouTubeはブログの内容を元に、発信場所に応じて表現方法を変えるだけ。実質的な「ネタ」は、月に12~13点くらいです。

ちなみに私が1本のブログを書く所要時間は、平均1~1.5時間。でもテーマによってまちまちです。士業・コンサルタントのみなさんが情報発信を行う参考になりますように。


ネクストフェイズのブログで、とくに力を入れているテーマのひとつが「融資」

資金繰りや融資について悩んでいる経営者は多いにも関わらず、その相談に乗ることができる専門家の絶対数が足りていません。その状況を打破したくて士業・コンサルタント向けに融資に関する情報を積極的に提供しているのです。

ネクストフェイズブログの情報が多くの士業・コンサルタントの目に留まり、その情報を見た士業・コンサルタントが周りの事業者に伝えてくれたら――。

融資の相談を受けたとき的確なアドバイスやサポートができる専門家が、もっともっと増えればいいなと思っています。そんな「融資に強い士業・コンサルタント」になるための知識・ノウハウが手に入るセミナーです。

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