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士業の収益安定化「新・サブスク型顧問サービス」- 脱・補助金支援のビジネスモデル例

「いつまで補助金支援できるんだろう?」と疑問を持ったら、サブスク型顧問サービスを企画・構築してみましょう。

ぜひこんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。

ネクストフェイズが運営する一般社団法人融資コンサルタント協会の会員士業から、近ごろ「補助金申請サポートの将来性に疑問を感じている」というご相談を数多く受けるようになりました。

「採択率が落ちてきた」「工数ばかりかかって報酬は据え置き」――。このような声は、決して一部の特殊なケースではないようです。

そんなとき私は「ビジネスモデルを見直してみませんか?」とお伝えします。今の延長線上に安定が見えないなら、「繰り返し依頼されるサービス」の構築も大いに検討の余地ありです。

※なお融資コンサルタント協会の会員以外からも、有料にはなりますが、プライベートコンサルティングを承っています。こちらからお申し込みください

士業の現場に漂う「将来不安」 – まずは補助金以外の業務8点

持っている資格によって親和性が異なりますが、まずお知らせしたいのは以下の8点です。

①融資支援エキスパートが少なく、同業者と差別化を図りやすい
②創業融資支援
③事業再生
④経営者保証解除
⑤M&A・事業承継支援
⑥人材採用支援
⑦セミナー・集中講座自分の専門知識を一度に複数人へ伝えることで売上を確保でき、効率がよい。セミナー後の個別相談→顧問先化も見込める
⑧新・サブスク型顧問サービス他の士業がまだ積極的に取り組んでいない業務のため目新しさがあり、ターゲット顧客にアピールしやすい

どれもおすすめしたいものばかりですが、今日は⑧新・サブスク型サービスの話をしましょう。

士業の現場に漂う「将来不安」 – 今こそ「サブスク型サービス」

「サブスク」と聞くと音楽配信や動画サービスが思い浮かびますが、士業・コンサルタント業界なら顧問料をいただいてサービスを提供していればサブスク。税理士の顧問契約は、その最たるものでしょう。

しかし今日お話ししたいのは、「新・サブスク」。従来のサブスク(従来の顧問契約)との違いは、サービスにかかる手間を大きく省く(たとえば顧客訪問を行わないなど)ことで低価格化し、しかし同時に、できるだけ多くの相手に提供するものです。

士業・コンサルタントの多くは、相談・案件受任が「単発」に終わることに課題を感じています。しかし本当は「継続して支援したほうが成果が出やすい」ことは、あなたもよくおわかりでしょう。

この新・サブスク型サービスなら、定期的なつながり・サービス提供を自然な形で実現できます。また、従来の顧問契約に比べて始めやすく、内容も柔軟に設計できる点が大きなメリットです。

低価格ですから契約ハードルは下がり、かつ提供側は安定的な収益を確保・拡大しやすく、顧客との継続的な関係構築も可能。「顧問契約の新しい形」として、ぜひ検討してみてください。

サブスク型サービス、こんなふうに始められます

以下の例はいずれも税理士、中小企業診断士、行政書士など資格を問わず参入しやすい内容です。「1対多」で支援できる仕組みを作ることで、負荷をかけずに、参加者数=収益が大きくなりやすいモデルです。

月額数千円程度でのサービスですが、継続的に接することで信頼関係を築いていけば、スポット的な大型案件の受注にもつながることも十分ありえます。

例1:経営者限定・クローズド型オンラインサロン

テーマ例:小規模事業者のための「ゆるく学ぶ資金調達・経営改善サロン」

  • 月額制の参加費(例:月3,000~5,000円)
  • 毎月1回のオンラインミニセミナー(録画アーカイブあり/なし)
  • FacebookやChatworkなどで質疑応答・事例共有(個別事情を深掘りしない一般的な質問)

「顧問契約までは必要ないが、ちょっと尋ねたい経営層」に届きやすく、行政書士診断士にも取り組みやすい形です。

オープンな場での質疑応答ですから、質問も回答もライトなものになるでしょう。経営者同士の横のつながりが広がりやすい点も、契約者に喜ばれやすいでしょう。

例2:定期情報+動画コンテンツ提供型・情報パッケージサービス

テーマ例:経営者向け「税務・融資・補助金の今月のポイント通信」

  • 月1~2回のメールマガジン+PDF資料(「経営判断に使える情報」に特化したもの)
  • 月1本の5〜10分動画税制改正/融資動向/補助金速報 など)
  • 定額制(月額1,000~3,000円)
  • 個別相談はオプション対応(本サービスには含めない)

たいへんコンパクト&ローコストで始められる形です。

メルマガや動画は「書く/録る→使い回す」が可能なので、手間は最小限。顧客が増えても、工数はほぼ変わりません。

例3:業種特化型の「経営に役立つ情報」定期便

テーマ例:美容室経営者向け「お金と経営の知恵袋」

  • 毎月1テーマの経営に役立つPDF資料(客単価UP、集客手法、お金の流れなど)
  • サブスク契約者からの喜びの声成功事例の紹介(共感と安心を提供)
  • 限定フォーラム(LINEオープンチャットなどでの質問受付、回答

このように業種を絞ることで「私のための情報だ」と思ってもらいやすくなり、価格以上の価値を感じていただけるでしょう。

複数業種を持っておけば、パターンを横展開できるのもポイントです。

「どんなサブスクを始めればいいかわからない」という方へ

上の例を見て「自分にもできそう」と思っていただけたら、次に気になるのは「どう設計するか」。本稿の冒頭にも書きましたが、融資コンサルタント協会の会員以外からも、プライベートコンサルティング(有料)を承っています。こちらからお申し込みください。

また、士業・コンサルタントとして提供できる資金調達支援のノウハウを学べるセミナーもご用意しています。

中小企業経営者の三大悩み――「お金」「人材」「売上」。このうち、もっとも多くの相談が寄せられるのが「お金の悩み」です。この課題に対して継続的な支援ができれば、顧客から選ばれる可能性が高まります。

融資支援は、たとえ最初は単発でも、その後は定期的な資金繰り・財務チェックなど、継続的な関与を見込める業務です。

セミナーでは融資についての知識・ノウハウを中心にお伝えします。が、たとえば支援メニューの設計、集客方法、報酬設定の考え方などのご質問があればセミナー中、またセミナー後でも、気軽にお尋ねください。

これからの時代にあった、新しいビジネスモデルを考えるきっかけになれば、講師の私もうれしいです。

※融資に関する質問などにもその場でお答えします

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