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中村和洋弁護士インタビュー【2】「紹介」が多いのはなぜですか?

大阪市北区で開業している、弁護士・中村和洋さん。

「外れ馬券訴訟」の弁護人としても有名ですが、
それ以前からずっと、「紹介」でお仕事をいただくことが多い方なのです。

独立したばかり、あるいは独立間近という弁護士さんはもちろん、
他の士業さんも今日から実践できる具体的な仕事&経営ヒント、
5回連載でお届けしましょう。

また「外れ馬券訴訟」についてお話しいただいた特別編も、ぜひあわせてご覧ください。

聞き手は、ネクストフェイズ編集部です。

 

←こちらの▲をクリックして中村和洋さんプロフィールを見る

中村和洋(なかむら・かずひろ)さん
弁護士。

●23歳で司法試験合格、検事として10年間の経験を積む。その後、大手法律事務所勤務を経て、2012年9月に弁護士法人中村和洋法律事務所を設立。

●検事経験を豊富に持つ貴重な若手弁護士として、また、名高い「外れ馬券訴訟」※の弁護人としても活躍。

※大阪市のAさんが独自のシステムを構築して大量かつ反復的に行った馬券購入を、「営利を目的とする継続的行為」とし(=一時所得ではなく雑所得としての扱い)、外れ馬券も経費に算入できると訴えた裁判。

一審・二審でAさんの主張が認められ、現在は検察側が上告中。2015年3月10日に最高裁の判決が言い渡される予定。

●弁護士法人中村和洋法律事務所 http://www.k-nakamura-law.jp/

※取材当時は独立3年目、43歳


中村和洋弁護士インタビュー(全5回+特別編
「紹介」が多いのはなぜですか?
【もくじ】
第1回 紹介と、その準備。
第2回 ネット広告と、フェイスブック。
第3回 餃子専門店と、人柄。
第4回 交流会の料金と、主催者。
第5回 士業と、和菓子。そして、桶。
【特別篇】 「誰ががんばるの? 法律家でしょ!」
 

第2回 ネット広告と、フェイスブック。

中村  ネット広告といっても、私はグーグルのアドワーズだけです。検索した言葉にあわせて、検索結果のページの上部と右部に広告が表示されるシステムなんですが、ご存じですか。

――  はい、クリックされなければ、広告料金は発生しないんですよね。

中村  その通りです。アドワーズの広告費って、1日の上限額を細かく決められるでしょう? 私はそのときの忙しさによって、金額を調節しています。便利に使えますよ。

――  あのう、差し支えなければ、1日どれくらい広告費を…(笑)。

中村  ははは。だいたい1日1000円、月に3万円くらいでしょうか。で、「今は仕事も落ち着いているし、飛び込みの仕事にも対応できる」というときは、月に10万円くらいかけるときもあります。

――  効果はありますか。

中村  問い合わせの数は増えますよ。やっぱり効くんですね。

――  広告をご覧になってクリックした方々が、中村さんのHPに飛んで、問い合わせを…。

中村  弁護士業界の今までの傾向としては、HPは作らないという方もいらっしゃったりするのです。でも若い弁護士さんだと、HPを作る方が比較的多くおられますね。ブログやフェイスブックなども熱心に更新なさっていたり。

 

HP
●わかりやすいだけでなく、情報も豊富なサイト。中村さんのブログもこのサイトから読めます。
外れ馬券訴訟についての投稿も多数あり、ブログを読み続けているとお人柄や仕事への姿勢が伝わってきます

SNSには、たわいもないことを書く

――  中村さんもフェイスブックはよくご利用になっていますか。

中村  私はあえて、「商売商売」しないような記事を書くようにしているんです。

――  「商売商売」しない記事って、どんなことを?

中村  いやあ、たわいのないことを(笑)。

――  たとえば?

中村  こんなところに旅行したとか、読んだ本や漫画が面白かったとか、子供の運動会行ったとか、みなさんがよく書いておられるようなことです。奥さんとこんな会話して笑いましたとか、友達がこんな面白いこと言ったとか。

――  ちっとも仕事のことじゃない…。

中村  私、フェイスブックは、集客には使わないんですよ。

――  それはまたなぜ。

中村  「中村くんに電話しようと思うんだけれど、忙しいかなあ、ちょっとかけにくいなあ」と気遣いをしてもらわなくても済むように…。

――  これも「紹介してもらいやすくなる準備」ですね。

中村  弁護士が相手となると、何となく緊張してしまうでしょう。私だって、たとえばお医者さんにお電話するとなれば気を遣ったりします。いまお仕事が忙しいんじゃないかなとか。しかしフェイスブックで、普段からたわいのないことを書いている姿を見てもらえていたら、もっと気軽に感じていただけるかなと。

――  なるほど。

中村  それにブログと違って、わざわざ相手のサイトに見に行かなくても自然に情報が流れてくるから、なんとなく連絡取り合っているような気になりますよね、こないだ海外旅行に行ってたねとか。

――  プライベートなことですね。

中村  そういう、旅先から送る、軽めの絵葉書みたいな形でフェイスブックを使っています。いわゆる集客のためというより、今つながっている方に、自分のことをご紹介していただきやすいように…。

――  あのう、ご投稿になるのは、本当の本当に、たわいもない記事ばかりなのでしょうか(笑)。

中村  あまりにつまらなさすぎることは書かないようにしています(笑)。この本はこういうところが面白かったという「ひと知識」あるとか、あるいはクスッと「ひと笑い」できるとか。

――  「ひと笑い」…。そこは大阪人として(笑)。

中村  はい、大阪人として(笑)。

――  譲れない点だと(笑)。

中村  あと、愚痴を書かないという点も、譲れない(笑)。とにかく紹介でご依頼をいただくことが多いので、なるべく自分のことがわかるような投稿を目指して書いています。

――  なるほど、お人柄がわかるような内容の記事を普段から投稿なさっているから、紹介のハードルが低くなるんですね。

 

「強み」は、スタートにすぎない

――  お仕事での中村さんの強みといえば、元・検事でおられるだけに、①刑事事件、②税務訴訟、③行政訴訟の3点。HPにも、パンフレットにも、しっかり書いておられます。

中村  はい、実際にその通りなんですが、ご依頼いただく分野は、意外と幅広いんですよ。交通事故や離婚、相続といった一般民事も、労働事件や債権回収といった企業法務関係も、たくさん手がけています。

中村  結果としては、他の分野の仕事の紹介につながる、と。

――  そこ、詳しくお聞かせください。

 

第3回に続きます)


中村和洋弁護士インタビュー(全5回+特別編
「紹介」が多いのはなぜですか?
【もくじ】
第1回 紹介と、その準備。
第2回 ネット広告と、フェイスブック。
第3回 餃子専門店と、人柄。
第4回 交流会の料金と、主催者。
第5回 士業と、和菓子。そして、桶。
【特別篇】 「誰ががんばるの? 法律家でしょ!」

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