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中村和洋弁護士インタビュー【1】「紹介」が多いのはなぜですか?

大阪市北区で開業している弁護士・中村和洋さんは、独立3年目を迎えた43歳。
「外れ馬券訴訟」の弁護人としても有名ですが、
それ以前からずっと、「紹介」でお仕事をいただくことが多い方なのです。
独立したばかり、あるいは独立間近という弁護士さんはもちろん、
他の士業さんも今日から実践できる具体的な仕事&経営ヒント、
5回連載でお届けしましょう。
聞き手は、ネクストフェイズ編集部です。

中村和洋さんプロフィールはこちら

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中村和洋弁護士インタビュー <全5回>
「紹介」が多いのはなぜですか?

【もくじ】

第1回 紹介と、その準備。
第2回 ネット広告と、フェイスブック。
第3回 餃子専門店と、人柄。
第4回 交流会の料金と、主催者。
第5回 士業と、和菓子。そして、桶。
【特別篇】 「誰ががんばるの? 法律家でしょ!」
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第1回 紹介と、その準備。

――    中村さんは、お仕事の8割が「紹介」なんですよね。紹介は、どういった方々から?

中村    弊所の業務をおおまかに分けると、顧問2割・単発8割といったあたりなんですが、その8割の単発依頼の多くは、同業からの紹介です。

――    同業の弁護士さんから?

中村    私のように刑事事件を得意とする弁護士は数少ないので、「自分は刑事事件を担当しないので」ということで同業から仕事が回ってくることがよくあるんですよ。また、大学の先輩、同級生などにはかなりお世話になっていて、大事にしてくれています(笑)。

――    なんでそんなに紹介が多いんでしょう。

中村    いやもう自分は運がよくて。

――    成功している方はみなさんそうおっしゃるんです。もう「運がいい」は禁句(笑)。

中村    でも、ホントに運がいいんですよ。謙虚な振りをしているとかじゃなく(笑)。

――    きっと何かがあるはず(笑)。

中村    運が向くような仕事の仕方をしているのかもしれませんが…何だろう…。

――    読者のみなさん、中村弁護士は、あの有名な「外れ馬券が経費に算入できる」と訴えた裁判の弁護人なんです。それ以来マスコミ取材も受けたりするなど、もう大忙しの日々を送っておられます。

中村    あの裁判を手がけることになったのも、まったくの偶然なんです。依頼人の方がたまたま私のところに来られて。狙いに行ったものじゃないですよ(笑)。

――    たしかに、狙ったのだとしたら、それはそれですごいです(笑)。

中村    ほら、運でしょ(笑)。

――    むむー。

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●大阪地裁のすぐそば、弁護士さんが多く入居するビルの2フロア(!)が、中村さんの事務所。自然光が明るく、リラックスして話しやすい空間

中村    なんでだろう…。ああそうだ、私は独立前に大手の事務所に勤めていたんですが、そのころから、税務事件についてのレポートを事務所のHPに掲載したりしていましたね。

 ――    得意分野、興味のある分野を。

中村    はい。刑事事件や税務訴訟に注力しているということを、以前から発表していました。また、税務訴訟の勉強会も、かなり早い段階から参加していたんですよ。

――    勉強会まで。

中村    そこで得た知識そのものはもちろんですが、この分野の学者さんとか、意識の高い税理士さんとつながりを持てたことも勉強会の大きな収穫です。学者さんや税理士さんという、専門家の深い知識も必要ですしね。そして、たまたま今回のような依頼があったときに、「じゃ、あの税理士さんと一緒にやろう」と。ああ、そう、準備です。準備が整っていたんですね。

――    準備ですか。

中村    はい、自分のできる範囲のことをコツコツ続けていたら、いざチャンスが巡ってきたときにパッとつかめる、ということがあるんだろうなあ。

――    まずはアピール、次に準備と。

中村    自分の得意な分野を「アピール」するだけじゃなく、ちゃんと「研鑽」も積んで、「この人!という人とちゃんとつながって、何かのときにはお尋ねできるような関係でいること」、この3点で、ああいう大きな事件を担当させていただけるということになったんじゃないかな。

――    人との関係ですか。

中村    ここまで大きな事件だと、協力してくださる弁護士さんや税理士さんが必要になってきますからね。そういう人たちとも、今までの仕事の信用があったので、つながっていられたのだと思います。「積み重ね」ということになるんでしょうね…(少し考えて)、ああ、ずいぶん平凡です、地味です(笑)。

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●半年に一度発行している事務所報。活動報告などを読むうち、事務所の方針や中村さんの思い、スタッフの様子なども伝わってきます。
また事務所パンフレットは、「紹介したい」と言ってくれた人に手渡しやすい3つ折りタイプ

事務所報、パンフレット、HP、そして…

――    積み重ねといえば、開業以来お出しになっている事務所報、もう第5号なんですね。

中村    半年に一度、夏と年初に、ご縁のあった方々へご送付しています。事務所報は、暑中見舞いと年賀状代わりですね。

――    事務所報をお出しになる弁護士事務所って、多いものなんでしょうか。

中村    共同事務所ならよくありますが、個人事務所ではあまり出しておられないかもしれないですね。

――    事務所のパンフレットも、きちんと用意しておられます。

中村    弊所に来られた方、また「自分の知り合いにあなたのことを紹介したい」とおっしゃる方にお渡ししたりできるようにと…。

――    (うーん、やっぱりちゃんと「準備」しておられるんだなあ) 一方、紹介ではなく「HPを
見て」というお仕事依頼も、2割ほどおありです。

中村    Webについては、ときどき広告を打ったりもするんですよ。

――    おお! ネット広告をしているとおっしゃる士業さんにお会いしたのは初めてです。

中村さんは、どんな広告を?

(第2回に続きます)

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中村和洋弁護士インタビュー <全5回>
「紹介」が多いのはなぜですか?

【もくじ】
第1回 紹介と、その準備。
第2回 ネット広告と、フェイスブック。
第3回 餃子専門店と、人柄。
第4回 交流会の料金と、主催者。
第5回 士業と、和菓子。そして、桶。
【特別篇】 「誰ががんばるの? 法律家でしょ!」
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