経営者保証解除支援ノウハウセミナー

- 【オンライン】
- 2025年 10月2日(木) 満席御礼・10月28日(火)・11月17日(月)・11月21日(金)・12月3日(水)・12月15日(月)
- 【東京】
- 2025年 10月7日(火)・10月30日(木)・11月13日(木)・11月25日(火)・12月10日(水)・12月23日(火)
- 【大阪】
- 2025年 10月3日(金)・11月5日(水)・12月2日(火)
税理士ならではの強みを活かした経営者保証解除支援の方法をご紹介します。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
経営者と話していると、「保証があると気が重い」「万一のときに家族へ迷惑をかけたくない」といった声を耳にすることが少なくありません。たとえ事業が順調でも、個人資産へのリスクまで背負っている状況では、新しいチャレンジに踏み出しにくいものです。
そこで近年注目されているのが、経営者保証を外す取り組みです。制度の整備が進んだことで、経営者が将来に向けて安心して事業を続けるための重要な選択肢となりつつあります。
ただし保証を外すためには、数字を整理する力や事業計画を描く力、正確な書類を整える力、そして金融機関とのやり取りを進める力が求められます。こうした場面で、士業やコンサルタントの専門性が大きな支えとなります。
そこで、資格ごとのノウハウ活用法を紹介します。本稿では、実際に現場で活動している税理士、またその顧問先の声を交えながら、具体的な取り組み方を見ていきましょう。
※なおネクストフェイズは、事業者への個別アドバイスを行っていません。ご相談のある事業者は、ネクストフェイズが運営する一般社団法人融資コンサルタント協会の会員を検索して気軽に連絡を取ってください。融資の専門研修を受けた融資コンサルタントが、全国に1,000名以上います
税理士は日常的に顧問先の数字を見ているため、保証解除サポートを実務に落とし込みやすい立場にあります。とくに、次のような場面でノウハウを活かせます。
毎月の試算表を見ながら、自己資本比率や返済余力が一定水準に達しているかを確認。解除を狙える兆しが見えた段階で、経営者に声をかけることができます。これはつまり、解除が難しそうな相手に声をかけずに済む、というメリットでもあります。
決算書や資金繰り表に加え、経営改善の取り組みを補足した資料をセットにして、経営者から金融機関への提出を提案できます。長くその事業者を見てきているので、単なる数字の羅列ではなく、解除を裏づけるストーリーを構築できるのが税理士の強みです。
定期的な打ち合わせの間に「この水準なら保証解除が検討できます」と伝えられるため、新しいサービスを売り込むのではなく、顧問業務の一環、延長線として提案できます。
ある日、顧問先の社長が『もし会社が傾いたら、自宅まで失ってしまうんですよね…』とこぼしました。小さな会社の債務には個人保証が当たり前、私もそう思ってきましたが、保証の重荷と将来への不安まではイメージできてなかったなあと実感しました。
しかし普段から資金繰りや決算の数字を細かく見ていたので、『この水準なら解除を狙える』と直感。
すぐに過去数年の試算表を整理し、資金繰り表を新しく作り直し、改善の取り組みを説明する補足資料も添えました。準備に時間はかかりましたが、『これなら銀行に伝わる』と確信できるパッケージになりました。
実際に金融機関の担当者に説明したときも、相手は最初は慎重な反応でしたが、資料を一つひとつ丁寧に見せながら『この会社は返済余力が十分ある』と説明すると、担当者の表情が少しずつ変わっていったのを覚えています。
そして保証解除が正式に認められた日、社長から『肩の荷が下りた。これで次の投資に踏み出せる』と握手を求められました。今でも忘れられません。税理士として数字を扱うだけでなく、経営者の人生に寄り添えるのだと、私もうれしかったです。
A税理士-独立開業7年目
保証が外れるなんて、正直夢にも思っていませんでした。これまでは何かあるたびに『家を失うかもしれない』『家族に迷惑をかけてしまう』と考えてしまい、心のどこかに常に不安がありました。
税理士の先生が一緒になって動いてくれて、金融機関から正式に『保証解除』が決まったときは、ふっと肩の荷が下りた気分でした。家族にも『これで安心』と伝えることができました。
今では、新しい設備投資や人材採用にも前向きに取り組む気持ちが湧いています。経営者としてだけでなく、一人の家庭人としても、大きな安心を得られた出来事でした。
経営者-小規模製造業
この顧問先の声をお読みいただければ、税理士が経営者保証解除サポートに取り組むことで、経営者からの信頼が一層強まることがおわかりでしょう。さらには経営者から新しい相談を寄せられたり、また同じ悩みを持つ経営者仲間の紹介につながったりするケースは少なくありません。
とはいえ上はあくまでひとつの事例であり、実際には上で紹介した準備だけでは十分ではありません。金融機関がどう評価するかを踏まえた「交渉の進め方」「手順」、「資料の見せ方」などを工夫して有利に進めていくために、さらに踏み込んだノウハウが欠かせないのです。
こうした実務の細部は、通常の顧問業務の中では経験できない部分。とはいえ、制度の解説や書籍だけでも、なかなか身につきにくいでしょう。また体系的に学べる場も限られています。
そこでネクストフェイズは、実際に経営者保証解除の支援を重ねてきた私、ヒガシカワの豊富な経験をもとに、未経験でも自分の業務に落とし込むための「経営者保証解除支援ノウハウセミナー」を開催しています。
このように制度の理解にとどまらず、実際の事例をもとに「どのように準備し、どのように金融機関と交渉すれば解除に結びつくのか」を具体的に解説します。
顧問先に新しい価値を提供したい、金融機関との関係を深めたいと考えている士業・コンサルタントは、ぜひこの機会をご活用ください。
© 2019 株式会社ネクストフェイズ