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公庫にも、まだ、取り扱い事例が多くないようです。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
【日本政策金融公庫に聞いた27の質問】の8回目です。
今回は、
「経験のない士業は創業融資を借りることができるのか」
についてと
「公庫は民泊に対する融資を取り扱ってくれるのか」
について、お伝えさせていただきます。
私の周りでも、士業として開業されている方が何人かいるのですが、経験もなく、自己資金もないような状態で、創業しようとする人が結構多いのです。
もし、士業として経験がない資格者が、運転資金が足りないから借りたいというような場合は、借りられるものなのでしょうか?
それとも、経験がなければ融資は難しいので、ある程度経験を積んだほうがいいものなのでしょうか。
恐らく、ご本人さんにとってみれば、そういうご経験がないお仕事に飛び込むというのは、それなりの覚悟もあるでしょうし、成算があってのことだと思います。
その成算がある根拠を、資料だったり、面接のときにアピールしていただきたいと思っています。
ビジネスをはじめるということは、厳しい競争にさらされることになります。
経験や資金等の不足があれば、ご自身が苦戦されることに、当然、なってしまうわけですよね。
でも、それを乗り越えていくための手段というか、何かをお持ちだからこそ、多分、創業に踏み切っていると思います。
先生方におかれましては、
「経験不足、資金不足でも成功すると考えられる根拠」
をうまく、公庫にアピールしていただきたいなと思います。
経験がないとなかなか難しいですね。
ただ、その経験不足をカバーできると納得できることがあれば、そこは、それで評価をさせていただける余地は、あると思います。
最近、特に「民泊を行いたい」という方からの相談が増えています。
今はまだ、民間金融機関において、民泊に関する融資の取り扱いがあまりなく、なかなか、融資の相談に行っても、なかなか前向きの返事がもらえないそうです。
しかし、「融資を受けられるのなら、民泊を是非はじめたい」と言われる方は、たくさんいらっしゃいます。
公庫における民泊への融資の取組についてお聞かせいただけますでしょうか。
ただ、私個人だけかもしれないですけど、まだ、あまりご相談がないんですね。
私どもも、民泊に対する融資について、検討できる部分があるのかどうかというのは、これから見ていきたいなと思います。
民泊につきましては、恐らく、なさろうという方は、インバウンドビジネスを行われている方とかが、多いと思います。
その方が、集客のノウハウとか、運営のノウハウといったものは、あまりお持ちでないケースが多いと思います。
例えば、通常の不動産賃貸業ですと、業者さんに頼んで仲介してもらって、1回入居が決まれば2年間とか埋まり、入居率何割みたいな話で、予想が立てやすいので、審査もしやすいのです。
逆に、民泊のように、割と短期間で、利用者の方が入れ代わるようなケース。
それを主体的に運営していくということになりますと、
「どのように利用客を確保していくのか?」
という具体的な方策を伴った計画を立案できるかといったところが、非常に難しいのではないかなというふうに思います。
物件を購入し、改装するための資金について融資を申し込まれると思います。
その物件を使って、どのように収益が上がって、それが、今回の投資額に対して、どれぐらいリターンがあって、採算が合うのかということについて、ご本人さんから具体的に説明いただく必要がございます。
融資を取り扱わせていただく上で、
「自分はこういうふうにして、利益を確保してきます。売上については、こういうふうにやります」
というような、広告宣伝も含めた、戦略的なものがきちっと整っている前提で、ご相談を承っていくと思います。
公庫の融資スタンスや、公庫の担当者の考え方を知っておけば、
創業融資はとてもスムーズに借りることができます。
しかし、一般的には、なかなか、そういったスタンスや考え方を知る機会はありません。
創業融資に詳しい専門家は、公庫の担当者達との人脈を作り直接聞いたり、多くの創業融資案件のサポートを行うことで経験を積むことで、そういった知識を得ています。
そんな、創業融資のサポートができるようになるためのヒントが手に入ります。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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