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廃業してしまった士業。5つの共通点(5)

頭の良すぎる人の廃業傾向が高いようです。

こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。

ネクストフェイズの調査では、廃業してしまった士業・コンサルタントの業歴を見てみますと、業歴の短い士業(1~3年目)の方々の廃業が8割以上と、圧倒的に多いです。

長いこと業務を行っている士業は、昔のいい時代に固定客を獲得し、その恩恵で今も仕事を確保しているため、安定収入を得られているという事みたいですね。

しかし、業歴の短い士業の場合は、最初から顧客を確保しなければならないため、新規顧客の獲得力のない士業が廃業していくようです。

せっかく独立したのに廃業しないためにも、「廃業した士業は、なぜ、廃業するに至ったか」を把握しておく必要があります。

廃業してしまった士業。5つの共通点」の最終回です。

試行錯誤の量が足りなかった

先日も、独立して半年経った士業の方の相談に乗っていました。この方は、開業するに当たっていろいろと考えていましたし、ある経営コンサルタントに依頼してコンサルティングも受けておられていました。

集客策は…」
セミナーを使って…」
異業種交流会に行って…」
「ターゲットにチラシを配って…」
ホームページを使って…」
SNSを使って…」

と、たくさんのアイデアを持っておられる様子。

「それだけ実行されていたら、何らかの結果は出ているのではないですか?」と尋ねたところ、「それが全然、結果につながらないんですよ」とのこと。

一つひとつの運営方法がまずいのかと思い、それぞれの集客策をどうやっているのか、具体的に聞いてみることにしました。

「セミナーで顧客を獲得するとのことでしたが、どのようなターゲットに対して、どんなセミナーをされたのですか?」と聞いたところ…

「いやあ、まだセミナーはしていないのですよ。しようしようと思っているのですが、なかなかいいタイミングがなくて、まだ、計画段階なんですよ」との答え。

「それでは、異業種交流会では、知り合った人ともう一度会うために、どんなことをされているんですか?」と聞くと、

「異業種交流会には行きましたが、名刺交換した後、誰からも連絡がありませんね。連絡があれば、いろいろとしようと思っていることはたくさんあるのですが…」

「では、どんなチラシを配られているのですか?それを見せてもらえますか?」と聞くと、「チラシは、今、制作中で、まだ出来上がっていないのですよ」とのお返事。

そこで「どこまでできているのですか?」と尋ねれば、「現在、構想中です」…。

話を聞くと、アイデアは豊富にあるものの、ほとんど実行に移していませんでした

この例は極端に見えるかもしれませんが、廃業してしまった士業・コンサルタントは、「アイデアは持っているけれど、行動が伴っていない」というタイプがとても多かったです。

まず動こう、行動しよう

深く考えず「とりあえずやってみよう」と行動するタイプの人がいます。稚拙なアイデアでも、まず、行動し、その失敗からいろいろと学び、修正を続け、成功するための方法を見つけ出します。

逆に、頭の良すぎる人は、とても深く考え、その結果、「これをしても無駄だ」と結論し、行動しません

いくら素晴らしいアイデアをどんどん出しても、行動に移さなければ、それが成功につながることはありません。

また、そのアイデアを実行しても、それが100%成功するものとは限りません。アイデアを実行し、修正するというプロセスがなければ、一足飛びに上手く行くと言うことはめったにないからです。

頭のよすぎる人は、一度のトライで失敗した場合、諦めてしまいます。

上手くいっている人は、試行錯誤を繰り返し、成功に至る道を見つけ出す。

上手くいかない人は、アイデア出しを繰り返し、試行錯誤を繰り返すことなく、失敗する。

試行錯誤の量と成功の量は、必ず比例します。試行錯誤の量(行動量)が圧倒的に少ない士業・コンサルタントが廃業に至る確率が高いようです。

致命傷となる大きな失敗をするのは避けるべきですが、そうでない小さな失敗は、多ければ多いほど生き残る確率は高まります。失敗の量が多いということは、試行錯誤の量も多いということになりますから。

失敗の量の多さを笑って話せるようになっていれば、事務所経営は軌道に乗っていると思いますよ。

廃業してしまった士業。5つの共通点シリーズ

5回シリーズでお届けしています。他の記事もぜひあわせてご覧ください。


廃業しない士業になるためにしておくべきこと。それは今までの記事でお伝えしてきたように、「①資金ポジションを高めておく」「②得意分野(強み)を持つ」「③たくさんの人と会う、同じ人と何度も会う」「④メンターを持つ」「⑤試行錯誤の量を増やす」の5つです。

その中でも、とりわけ重要なのが「②得意分野(強み)を持つ」でしょう。

経営者が魅力を感じる強みがあり、それを適切にアピールできれば、自然と依頼は集まります。大事なことは、「経営者から求められている強み」=需要のある強みを持つこと。

そんな「経営者が魅力を感じる強み」を身につける方法についてのヒントが手に入ります。

※顧客の融資に関する個別質問などにもその場でお答えします

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