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自社製品なら銀行へのおみやげもOK

銀行に持っていっても嫌がられないおみやげはもう一つあります。
それは「自社製品」。自分のところの会社で作ったものならプレゼントしても「癒着」と見られません。
では、士業やコンサルタントの事務所が作る「自社製品」にはどのようなものがあるでしょうか?
士業やコンサルタントにとって提供できるものは「情報」です。そういった「情報」を「目に見えるカタチ」「耳に残るカタチ」にすると「自社製品」となります。
前項で説明した「経営お役立ち情報」のチラシも「目に見えるカタチ」にした「自社製品」ですよね。
士業やコンサルタントは、セミナーや講演といった形で人前で話すことが少なくありません。その音声や動画をCDやDVDという「カタチ」にするのです。
それらをプレゼントすればOK。

私も年に200回程度、人前で話す機会をいただきます。
そのほとんどを録音していますし、主催者が許可してくれる場合はビデオカメラで撮影をします。
その中から一般的な経営者に喜ばれそうな内容のものをピックアップして、月に1枚から2枚、DVDを作ります。
撮影したセミナーを編集し、マスターデータを作り、1000枚程度プレス(複製)します。
DVDの盤面や収納ケースはデザイナーに頼んで作ってもらい、見栄えのよい販売用の製品という体裁にします。
DVDだけなら、1000枚で40,000円以下でプレスできます。1枚40円ぐらいです。
このうち500枚は販売に回しますが、残り500枚を配布用として使います。

「セミナーDVDを作りました。今月のテーマは【中小企業のための売上を倍増させる方法】です。50枚ほどプレゼントさせていただきますので、よろしければ、御行の顧客の経営者の方々へプレゼントしてください。」
と言って、知り合いの支店長を訪ね、1枚2枚ではなく、10枚~50枚単位で配ります。
その際には、
「販売価格は10,000円となっていますが、プレス原価は40円程度です。販売するのは500枚程度なのですが、500枚プレスしても1000枚プレスしても制作費は同じですので、500枚ぐらいはいつも余ります。そのまま廃棄するのももったいないので、支店で使ってもらえればとても助かります。」
といって渡せば、相手も抵抗なく受け取ってもらえます。

DVDを「経営お役立ち情報」といった顧客訪問用の「ドアノックツール」と同様に使ってもらうことができれば、これも自分の宣伝になります。
「当支店の取引先のコンサルタントの先生です」と言って配布してもらったことで、そのDVDを見た経営者の方から、コンサルティングの依頼につながったこともしばしばあります。
少し経費がかかりますが、「銀行を訪問しやすくなる」「自分のことをさりげなく売り込める」ツールとして考えれば、決して高くないではないでしょうか。

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