創業融資での借入金額を増やす方法

日本政策金融公庫のしくみがわかれば、より借りやすい方法がわかります。

こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
先日、「創業融資コンサルタント入門セミナー」がありました。
毎回、聞いているのですが、とても勉強になります。

今回は、そのセミナーの中から内容をピックアップしてお伝えします。


1.公庫は、不動産投資に関する融資に厳しい
日本政策金融公庫は、100%政府出資の金融機関ですので、融資方針が政府の意向に左右されます。
政府は、「雇用を生み出す」ことを重要視しているので、公庫も、「雇用を生み出す」ことの
あまりないような融資には、消極的です。
不動産投資に関しては、昨年3月末から、特に厳しくなりました。

それまでは、返済期間15年で償還できるような案件であれば、融資してくれたのですが、
現在は、10年で償還できなければ、融資は難しくなっています。

また、今までは、毎月の収支がマイナスになっていても、他に利益のある事業がある場合、
その事業での利益で補填できれば、不動産融資を行ってくれていましたが、
今は、不動産投資事業で、返済を含めた事業が黒字になっていないと、
融資してもらえる可能性は低いです。

「太陽光発電」や「コインランドリー」に関する融資も、
不動産投資に対する融資同様、厳しくなっています2.どれぐらいなら借り入れることができるのか?
新創業融資を使った場合、1千万円を超えた金額を借り入れるのは、とても難しいです。
なぜなら、支店における、新創業融資の決裁権限枠は1千万円だから。
それ以上は、審査をするのは本部になるので、支店の担当者にとって、
とても面倒くさい作業になります。
月に30件以上の融資を行っている公庫の担当者も少なくなく、本部審査になるような案件は
したがりません。
なので、どうしても実行してもらえる金額は、1千万円以下になることが多いのです。

しかし、この借入可能額を増やす方法があります。
それは、「中小企業経営力強化資金」を利用すること。
「中小企業経営力強化資金」とは、2千万円までは、無担保・保証人なしで借りられる資金で、
「認定支援機関のサポート」が必須要件となっています。

「中小企業経営力強化資金」になると、支店の決裁権限枠は、2千万円となりますので、
1千万円を超えた金額となっても、支店決済が可能になります。


3.借入のタイミングはいつがいいか?
公庫に融資を申し込むタイミングは、創業後すぐが一番借入をしやすいです。
創業して3ヶ月程度経過してしまうと、「実績」を求められます。
「6ヶ月経過で実績を求められる」と解説しているサイトも、よく目にしますが、
実務上は、3ヶ月経過で、経営実績を審査の判断材料にします。

創業して3ヶ月程度で、大した実績を残すことは、なかなか難しく、
このタイミングで融資を申し込んだ場合、
創業してすぐに融資を申し込んだときに比べて、借り入れられる金額が少なくなります
ほんのちょっとした知識があるのとないのとでは、融資をサポートする際の結果も大きく変わってきます。 創業者が創業資金を借りる場合、やはり、一番借りやすいのは、日本政策金融公庫。 創業融資に関する問い合わせが、月間500件超。融資サポート件数が、月間50件超の 「日本で一番創業融資サポートを行っている講師」がお伝えします。 公庫からスムーズに創業融資を借り入れられる知識やノウハウが手に入ります。 創業融資コンサルタント入門セミナー 「創業融資のプロが語る 『今の時代を生き残る士業になる為の武器とは!?』」 https://goo.gl/FzXBTq   日時  04/18(水) 15:00~17:30   場所 katana汐留オフィス 東京都港区東新橋2-10-10 東新橋ビル2F   受講料 5,400円(税込)

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