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質問「メインバンク以外に良好な関係の金融機関があっても、第3の金融機関と関係を続けるべき?」

ネクストフェイズが運営する融資コンサルタント協会では、会員様からのメールや電話、ご来訪などによる個別相談にのったり、活動報告をいただいたりしています。

先日ある経営コンサルタントの会員様から、中小企業の金融機関との付き合い方についてご質問をいただきました。

※一般社団法人融資コンサルタント協会サイトはこちら

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質問者 「私の顧客はメインバンク以外に、A信用金庫と良好な関係が築けており、1000万円ぐらいならいつでもお貸ししますよと言われているそうです」

東 川 「何よりです。複数の金融機関とつきあうのは必須ですからね」

 
それを踏まえて、その顧客企業の経営者はこのようにお考えとのこと。

質問者 「実はもうひとつ、B信用金庫さんとも、細いながらもつきあいがあるんです。ところが…」

東 川 「ところが?」

質問者 「社長いわく、この金融機関はあまりパッとしない法人顧客ばかりを集めていて、印象がよくないそうなのです」

東 川 「パッとしない…??」

質問者 「そこでわざわざ印象のよくないB信用金庫とは、つきあう必要はないのかなと社長は考え始めており…」

東 川 「それはもったいない! B信金さんとも関係を続けましょう」

 
こんにちは。株式会社ネクストフェイズの岸田です。弊社代表の東川はいつも、「メインバンク以外の金融機関とのつきあい」をすすめています。

しかしなぜ、いつでも1000万円融資すると言ってくれている、メインバンク以外のA信用金庫があるにもかかわらず、さらにB信用金庫とも関係を続ける必要があるのでしょうか。

東 川 「いくら現状の取引内容がいいといっても、将来的にも良好な関係が構築出来るという保証は全くありません

質問者 「どういうことですか?」

東 川「A信用金庫に、融資方針が今までとは違う支店長が来た場合、良好な関係性が保てるとは限りません。急に融資がおりにくくなることも考えられます」

質問者「支店長の転勤が原因で、融資を断られるケースなんてあるのですね」

東 川「方針が違う支店長が来ることは十分ありえます。将来が不確実である以上、複数の金融機関と取引しておくのは必須です。せっかくすでに構築できているB信用金庫さんとのパイプ、細くてもいいので今後もつないでおきましょう」

(2018年10月某日 個別相談にて)

 
中小企業をサポートする士業、コンサルタントにとって、金融機関との関係性へのアドバイスは判断が難しいことがありますよね。それぞれの企業によって金融機関とのおつきあいの長さや内容がまったく違って、迷うことが少なくありません。

しかし、一定の法則はあるのです。金融機関との良好な関係性のために、すべきこと、していいこと、そして、絶対してはいけないこと…。

金融機関出身のヒガシカワが、中小企業と金融機関との上手なおつきあいについてたっぷりお話しします。セミナー当日は、参加者のご質問にもお答えしますよ。気軽にお越しください。

※融資に関する質問などにもその場でお答えします

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