- 2017-5-16
- 語録・記録
- ひとこと, 士業のビジネスモデル, 融資コンサルタント協会

ネクストフェイズが運営する融資コンサルタント協会では、会員からのメールや電話などによる個別相談を受けたり、ご報告をいただいたりしています。先日ある会員から、ご自身が融資サポートしている顧客の担保変更についてご質問をいただきました。
東 川 「担保の選定基準?」
質問者 「というのが、私のお客さん、個人所有の土地から会社所有の土地に担保変更しようとしているんですが、金融機関に断られたんですよ」
東 川 「選定基準といっても、会社資産と個人資産、どちらかを優先的に担保提供しないといけないというルールはありませんよ。個々の評価額は?」
質問者 「現在の担保(個人資産)より、変更したい担保(会社資産)の方が、ずっと高いんです。なのになぜ…」
東 川 「一般的に担保は、会社所有の不動産→経営者個人の不動産という順番になることが多いんです。しかも評価額は、会社所有のものの方が高いんですよね…。ふむ…。これまでの経緯も含めて、個別の事情がありそうです。まずはそのお客さんのBSとPLなどの基本情報、そして、その融資に至った経緯も詳しく聞かせてください(後略)」
こんにちは、ネクストフェイズ編集(以下、編集)です。個別の事情が絡んでくると、このように金融機関からイレギュラーな対応をされることがあるんですね。
東 川 「いろいろ調べても、一般的な知識だけしか書かれていない、ということも多いしね」
編 集 「自分が抱えているのと同じような融資事案を、見つけるだけでも骨が折れそう…」
東 川 「だから融資の基礎を知っておくだけでなく、個別の事情を含めた相談ができる相手を確保しておくのも、士業のビジネスモデルに組み込んでおく大事な要素やで」
編 集 「相談相手の確保まで」
東 川 「うん、士業って先生と呼ばれてしまう立場やから、お客さんの前ではドーンと構えていたいもんやねん」
こちらのセミナーでお知らせするのは、原理原則。でもセミナー後は、よろこんで個別の相談にのります。「融資についての基礎を知りたい」「金融機関から顧客を紹介してもらいたい」という方だけでなく、「ちょっと難しい融資案件を相談されちゃって…」「書籍やネットでは解決法が見つからない」「誰に訊いたらいいかわからない」と悩んでいる方も、ぜひお越しください。難しければ難しいほど、ややこしくなればなるほど、講師の東川は燃えるのだそうです(融資案件オタクと言えるかもしれません…)。
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