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銀行員から頼まれたキャンペーンへの協力は惜しまない

銀行の担当者とつきあっていると頻繁に「○○キャンペーン実施中」という話を聞きます。
「新規顧客獲得キャンペーン」や「定期預金キャンペーン」「カードローンキャンペーン」「融資キャンペーン」など、いろいろなキャンペーンを行っています。
渉外担当者にとっては、この「キャンペーン」=「ノルマ」ということになります。

全店でキャンペーンを行うということは、各支店の獲得競争ということになります。
銀行は半年に一度業績評価を行い、支店ごとの順位をつけ、優良な店舗は表彰されるということは以前、説明しました。
表彰される店舗になろうと思えば、こういった「キャンペーン」でよい成果(数字)を残さなければなりません。
成果を上げるための最前線に立っているのが渉外担当者なので、キャンペーンがはじまると、彼らは必死になります。
成果を上げなければ、支店長や役席から厳しく叱責されるからです。

銀行はあまりにも頻繁にキャンペーンを行っているため、渉外担当者は、その度に自分の担当している取引先に
「キャンペーンに協力してください」
とお願いしています。
しかし、顧客からしてみれば
「またか」
ということになり、なかなか協力してくれないようになります。そうなると、成果が上がりません。

成果を上げないと上司に怒られる。でも、お願いできる先はほとんどない。あてもない。
そんなときに、何とか助けてもらいたいとわらにもすがる気持ちで、「この人なら」という先に対して
「助けてください」
と言ってきます。

キャンペーンの最初の時期に「協力してください」と頼まれたときには、
「ごめん、今、ちょっと都合が悪い」
といって断ってください。そのときに
「今はできないけど、本当に困ったら声をかけてちょうだい。できる限り何とかするから。」
と言って、キャンペーンがいつまでなのかを聞いてください。

キャンペーンのはじめのほうに協力しても、あまりありがたみを感じてくれません。
しかし、最後のほうで本当に困ったときに協力してあげた場合は、とても恩義に感じてくれます。
キャンペーンの最終週ぐらいに
「キャンペーンは大丈夫」と聞いてあげると、本当に困っている場合や、もう少しで表彰されるような成果が残っている場合は、「協力してください」と言ってきます。
そんなときには、どんなことをしてでも協力してあげると、今後、こちらのほうからいろいろと頼みやすい関係を作ることができます。

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