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心の底からの「ありがとう」を言ってもらった経験ってありますか?
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
先日、ある本を読んでいると、その中で主人公が
「人に感謝されない職種が、仕事として続くはずないじゃないですか」
という台詞を言っていました。
偶然にも、その日の昼に、ある士業の方と
「今まで、仕事をしてきて、いちばんうれしかったことって何ですか?」
という話をしたときに、共通したのが、
「クライアントから、心の底から「ありがとう」と言ってもらったとき」
ということだったので、その台詞を見たときに、
「やっぱりそうだよな」
と思った次第です。
同じような話を、別の士業の方(税理士)と話をしたときにすると、
「私は、クライアントから、心の底からの「ありがとう」をもらったことがないな」
とつぶやいていました。
彼は、記帳代行と税務申告という税理士業務の本道の仕事を続けていたのですが、
自分のやっている仕事に対して、違和感を覚えていたそうです。
その違和感の原因が何かわからず、漠然と、将来的な不安も感じていたということでした。
「記帳代行や税務申告を行って、「ありがとう」と言われることはあるけれど、
心の底から、言われたという風に思えたことってないですね。
その仕事をすることで、そんなに喜んでもらっているということでは、
ないということなのでしょうね。」
と言ったあと、
「やっぱり感謝されるような仕事をしなければいけませんね。
どうすれば感謝されるような仕事になるのか考えてみます。」
と、一人で結論を出し、さっぱりした顔で帰られました。
彼が帰った後、
「感謝されるような仕事って、何なのかな?」
と考えたところ、
「涙を流してもらえるぐらい相手の役に立つことではないか」
と思いつきました。
私が独立する要因となったことの一つに、それがあったからです。
勤務していた金融機関が破綻して、取引先に対して融資ができなくなりました。
それが原因で、私のことを新人の時から、とてもかわいがってくださった社長の会社が
倒産してしまいました。
その社長に対して、何も出来ず、とても悔しかった想いから、残っている取引先の
資金調達支援(他行からの資金調達、新たな金融機関の開拓等)を、通常業務の傍ら行いました。
そのうちの一つの会社は、私の勤務先としか金融機関取引がなかったため、
他から資金調達をする術を持っていませんでした。
しかし、近いうちに大きい支払が迫っていたため、とても困っていました。
どうしようもないと、半ばあきらめていたところもあったのです。
その社長を手伝って、新たな金融機関を開拓し、何とか資金調達ができたのが、
支払の1日前。そのときに、その社長が、私の手を両手で、
思い切り強く握り、涙を浮かべながら
「本当にありがとう。助かった。君に手伝ってもらわなければ、うちは潰れていたよ。」
と言われたときに、
「この仕事をしてきてよかった」
と心から思えることができたのです。
その経験があったから、「資金調達コンサルタント」として独立しようと思ったのでした。
「人に感謝されない職種が、仕事として続くはずないじゃないですか」
将来性がないと言われている仕事は、もしかして、
あまり感謝してもらえない仕事なのかもしれませんね。
感謝される仕事を行うためには、とても相手の役に立つ仕事でなければいけないのでしょう。
経営者の役に立つ仕事というのは、経営者が、今、悩んでいる困り事や経営課題を解決すること。
それができれば、とても感謝してもらえる仕事になるのではないかと思います。
そんな、中小企業の経営者にとても感謝してもらえる仕事が出来るヒントが手に入ります。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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