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税理士さん 求む!①

「銀行員には知り合いの士業やコンサルタントはほとんどいない」とお伝えしましたが、私もそうでした。
ぺーぺーの頃は、それでもそんなに不便はなかったのですが、支店長代理に昇進し渉外担当役席になってからは、そんなわけにはいかなくなりました。
「○○に困っているんだ。○○に詳しい人がいたら紹介してくれないか?」といわれることが多くなったからです。

渉外担当役席という仕事柄、時々、部下の渉外担当者と取引先を同行訪問します。
渉外担当者では見つけきれないお客様のニーズを見つけにいったり、彼らでは解決できない取引先の困りごとを解決しにいくためです。
お客様は渉外担当者に対して、普段の雑談の中でいろいろなSOSサインを出しています。
「最近、相続でもめて困っているんだ」
という何気ない一言を取引先の経営者が漏らしたときに、そのSOSサインに気づいていない担当者は、
「そうなんですか。それは大変ですね」
と流してしまいます。
経営者にしてみると、その一言を言うことによって、担当者に何かアドバイスとか、専門家の紹介とかを期待しています。
しかし、そのサインに気づかずに流してしまうと、相手の不満になります。その不満がたまっていくと、担当者に対して不信感を持つようになり、やがて関係が疎遠になってしまいます。
そういう状況になるのを防ぐために、声にならない顧客の要望を聞きに渉外担当役席は渉外担当者と同行訪問を行うのです。
声にならない要望もあれば、大きな声の要望もあります。

ある日、部下の渉外担当者が
「ヒガシカワ代理。○○社の○○社長。何か代理に至急にお願いしたいことがあると言っていましたので、一緒に訪問してもらえますか?」
とお願いしてきました。
お客様の要望ですから、すぐ○○社の社長を訪ねると、社長はいきなり、
「ヒガシカワ代理。1週間以内に税理士を紹介してもらいたい。今、お世話になっている税理士は税務署の言いなりで、ひとつも交渉をしてくれない。あんな頼りにならない税理士はもういい。来週、もう一度税務署が来るのできちんと交渉してくれる税理士をお願いするよ。」
と言われました。
その勢いに押されて、思わず「はい。わかりました。」と言ってみたものの、私には紹介できるような税理士の知り合いなぞ一人もいませんでした。

「支店長なら税理士の知り合いがいるだろう」
と楽観し、支店に帰って支店長に
「○○社長が税理士を至急紹介してほしいと言っています。支店長、誰か良い税理士、知り合いにいらっしゃいませんか?」
と聞いたところ、支店長から
「ワシ、税理士の知り合い、いてないで」
との答えが返ってきました。
<税理士さん 求む!②に続く>

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