<顧客ニーズと市場の動向>の書き方のポイント     【持続化補助金<2016秋>】

「小規模事業者持続化補助金を獲得する確率を上げるためのコツ」(4)

「自分たちのビジネスを理解している」ということを示さなければ、採択はされません。

こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
「小規模事業者持続化補助金を獲得する確率を上げるためのコツ」の4回目です。
今回は、「【経営計画書】の中の<顧客ニーズと市場の動向>の書き方のポイント」について
お伝えします。

【公募要領】26ページにある「2.顧客ニーズと市場の動向」を説明しているグレーの部分には、
「※お客様(消費者、取引先両方)が求めている商品・サービスがどのようなものか、
また自社の提供する商品・サービスについて、競合他社の存在や対象とする顧客の増減など、
売上を左右する環境について、過去から将来の見通しを含めお書きください」
とあります。

それを踏まえて、ここで書くべきことは、
【ターゲット顧客】【顧客を取り巻く環境】【顧客のニーズ】
【ターゲット市場の人口】【ターゲット市場の傾向】
【ターゲット顧客に対する注力ポイント】【競合について】
【将来の見通し】
の8つです。

【ターゲット顧客】を書く際、もし、商品やサービス・事業ごとにターゲットが分かれている場合は、
それぞれの商品・サービス・事業ごとのターゲットを書きます。
その上で、今回の補助事業計画のターゲットが誰なのかを書けば、計画の方向性についてはっきりと
アピールしやすくなります。

「弊社の顧客ターゲットは、「◯◯」と「××」の2種に分かれるが、本補助事業に関するターゲットは
「◯◯」となる。」
という表現にすれば、わかりやすいです。

【顧客を取り巻く環境】のところでは、現在のターゲット顧客が抱えている問題点や、
そのターゲットを取り巻く環境について書いてください。

そして、【顧客ニーズ】で、「ターゲット顧客が求めているもの」を仮説でいいので、
3つから5つ程度上げてください。
「◯◯というターゲット顧客層は、「××」「□□」「△△」というサービス(もしくは商品)を
必要としている」という表現をすれば、わかりやすくなります。

【ターゲット市場の人口】【ターゲット市場の傾向】については、できれば、統計資料を使って、
図や表で説明すれば、わかりやすくなるでしょう。
今年の春や昨年の傾向を見ると、図や表で説明している計画書が採択されやすい傾向にあるように
見えました。

地域別の人口統計については、地元の市・区役所や町村役場に行けば、入手することができます。
それ以外にも、インターネットで検索すれば、自分の欲しい統計資料を入手できます。
図表を使用する場合は、可能であるなら、そのデータが何から来ているのかの引用元を、
きちんと書いておくほうがいいでしょう。

【ターゲット市場の傾向】については、その市場が拡大傾向にあるのか、縮小傾向にあるのか、
それとも横ばいなのかを記載した上で、自らのビジネスに、それがどういう影響を与えるのか書くことです。

【ターゲット顧客に対する注力ポイント】のところには、申請者が自らのビジネスを行う上で、
何を重視しているのかを記載してください。
ポイントとしては、「仕入れ・製造・販売・アフターサービス・提供するメリット」について
言及できればいいと思います。
自分たちが、何を重視してビジネスをしているのか、アピール出来る部分になります。

【競合について】のところで、具体的な競合がいくつか把握出来ているのであれば、
その競合と自らの事業との強みや弱み等、違いを表にして説明するとわかりやすくなります。
また、競合と違う点があれば、その点に言及することで、独自性を強くアピールすることができます。
同業との違いが、新規性や優位性・差別化につながりますので、ここは、できる限り、
競合との違いを強くアピールするようにしましょう。

【将来の見通し】には、将来の見通しだけでなく、顧客数や売上の増減等、過去から、現在、
将来の流れについて説明することができれば、「自らのビジネスをよく把握している」と認識してもらうことができます。

<顧客ニーズと市場の動向>については以上です。
次回は、<自社や自社の提供する商品・サービスの強み>についてお伝えいたします。


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