- 2015-12-29
- 金融機関との関係づくり
- 金融機関とのつきあい方
![](https://www.npc.bz/nextphase/wp-content/uploads/2015/12/bfe42c06784da5bc06e6fcf781d6f815.jpg)
銀行の支店長と直接かつ手っ取り早く知り合うには、地元の商工会や商工会議所が主催している
賀詞交換会や異業種交流会に参加することがポイントです。
そういった地元のイベントには支店長が参加することが多く、名刺交換をすることができます。
ただ、支店長も多くの方と名刺交換をしているので、ただ、名刺交換するだけでは、
なかなか覚えていてもらえません。
名刺交換の際には、3分程度会話を交わし、スマートに立ち去るのが礼儀です。
ただ、短時間の会話でも、何か印象に残るキーワードを伝えてください。
私の場合は、3分程度会話をつなげるためと印象に残るキーワードを伝えるために、
名刺に工夫をしています。
私の名刺には、
「業績をV字回復させるための5原則教えます」
と大きく書いています。
名刺の裏にはプロフィールを記載していますが、そこにも
「多くの企業を短期間にV字回復させた」
という内容を記しています。
さわやかな笑顔での写真もいれています。
こういった名刺を渡すことで、相手の支店長は名刺を見て質問をしてくれます。
質問に答えるだけで、自分自身が何者であるか(企業の業績をV字回復させる経営コンサルタント)の
アピールができ、覚えていてもらえます。
写真をつけているのは、後で
「この人、どんな人だったっけ?」
となったとき、思い出してもらえるためです。
会話の後半には、
「うちの顧問先から質問されたのですが・・・」
といって、いくつか銀行に関する質問をしてください。
そして最後に、
「参考になる話を聞かせてありがとうございました。勉強になりました。
また、詳しいお話をきかせてもらえればうれしいです。
近いうちに支店に伺わせていただいてもよろしいでしょうか?」
と尋ねれば、支店長はほぼ100%、
「いつでもお越しください。」
と快諾してくれます。
そう言ってもらえれば、1週間以内に、
「この前、商工会議所の賀詞交換会で名刺交換させていただきました、○○士の××です。
その際は、いろいろと教えていただいてありがとうございました。
近いうちに御社の支店の近くの顧問先を訪問する予定がありますので、その後にでも
お伺いさせていただいてよろしいでしょうか?」
と連絡してください。
相手の都合が合うようであればOKしてくれますし、都合が合わないようであれば、
別の日を指定すれば会ってもらえます。
士業という資格をもっている強みは、相手から「素性のわかっている人」に映ることです。
会ってもらえないということは、まずありません。
「こっちから『会いたい』と言っても、相手から断られるじゃないだろうか?」
と不安に思われる方もいらっしゃいますが、その心配はありません。
名刺交換すれば、1週間以内に、積極的に会いに行くようアプローチしてください。
でないと、忘れられてしまいます。
一度、相手の支店を訪問して、支店長と面談することができれば、その後は支店に顔を出すたびに、
支店長がいれば
「おお~××先生、どうぞどうぞ」
と応接室に通されるようになります。
賀詞交換会で銀行の支店長と名刺交換をしても、その後、何度も会える関係性をつくらなければ、
その名刺交換はムダになります。
かといって、どうすれば、そんな関係をつくることができるかがわからない。
何度も会える関係性を作るには、そのための「訪問シナリオ」を作る必要があります。
そんな「訪問シナリオ」を作るためのヒントが手に入ります。
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https://www.npc.bz/fstc/
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(東京) 1月7日(木)、8日(金)、11日(月)、28日(木)、29日(金)
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