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「強み」がないと、紹介も起きませんし、価格競争に巻き込まれることになります。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
集客が上手くいっていない士業やコンサルタントから、よくされる相談の一つに、
「私には、見込み客にアピール出来るような「強み」がありません
そうすれば、「強み」を身につけることができますか?」
というのがあります。
強みとは得意分野、差別化ポイント。
「同業種の士業、またはコンサルタントと自分の一番の違い」探しは最優先課題のひとつです。
しかし、独立前や独立後の年数がまだ浅いときは、自分の強みはなかなか見つからないことが
少なくありません
そんな方のために、今回は、「強みを見つけるための7つの切り口」についてお伝え致します。
1.以前の仕事から「強み」を見つける
私の場合は、これでした。
以前、金融機関に勤めていたので、「融資」について詳しかったため、
これをアピールポイントにしました。
以前にしていた仕事ですから、経験豊富と思ってもらえるため、
「強み」があることについての説得力が増します。
2.以前の経験から「強み」を見つける
以前の仕事も経験の一つですが、仕事以外の経験も、「強み」を見つけるための切り口に
することができます。
ある税理士さんの例です。
この方、昔からアニメや漫画が好きで、同人誌即売会なんかにも通っていました。
いわゆる「コミックマーケット」というところですね。
税理士になるために、しばらく、その世界から離れていました。
まだ、顧客がそれほどいないときに、私は、その税理士と知り合いましたが、
私も、以前、同人誌即売会を主催していたことから、その話で盛り上がりました。
そこで、彼に対して、
「同人誌を販売している人で、年収1千万円を超える方も、結構、いると聞きますよ。
今、顧問先がいないのなら、そういった方々は、税理士さんとの接点が
あまりない人が多いので、即売会で営業をかけてみたら、以外と顧問先がとれるかもしれませんよ」
と冗談で言ってみたところ、彼は本当に営業をかけたようです。
その結果、見事、顧問先を獲得するに至りました。
同人誌を作っている人たちは、横のつながりが強いので、
「同人誌のことに詳しい税理士がいるよ」
ということで、次々と紹介に繋がったとのことです。
その結果、彼は、とても売れっ子の税理士へとなることができました。
他にも、「歌手を目指していた」税理士さんが、
芸能関係の事務所専門で多数の顧問先を獲得されているという例もあります。
以前の経験を活かすことで、狭い業種に絞り込むことが可能になります。
3.失敗の経験から「強み」を見つける
失敗したが、それを乗り越えてきたという経験があれば、同じような悩みを持っている人を
顧客にすることができます。
ある中小企業診断士の方は、父親が経営していた会社を継いで、その会社を倒産させた
という経験を持っていました。
突然、父親が亡くなってしまったため、右も左もわからずに、事業を承継しました。
しかし、継いだときには、会社は経営危機状態に陥っていました。
経験のない二代目経営者の彼は、いろいろと考えられる限りのことをしましたが、
知識不足、経験不足故に、どうしようもすることができず、会社が倒産。
その後、彼は中小企業診断士の資格を取得し、以前の失敗経験を活かし、
「後継者育成コンサルティング」ということで、
多くの二代目経営者をサポートできる人材育成に特化しています。
続きは、次回に。
強みというのは、自分一人で考えていると、なかなか見つかりません。
自分のことを人に話しているうちに、
「それ、あなたの強みじゃないですか」
と指摘されることもよくある話です。
自分では、当たり前だと思って、強みだと認識していなかったことが、
他人から見れば、立派な強みとなったりします。
だから、自分のことを誰かに話す機会を持つというのは、とても有効です。
とは言え、話す相手は誰でもいいというわけではありません。
気の置けない仲間に対して話すのが、一番効果が高くなります。
そんな、強みを見つけられる会話ができる仲間に出会うきっかけが手に入ります。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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