3ヶ月あれば人は変われる – 講師に「なった」9名

「2019年度商工会議所に何度もよばれる講師養成講座」の受講者による、「卒業プレゼンテーション」の様子をお届けします。

こんにちは、ネクストフェイズ編集部です。「へんしゅう」と読んでください。自由な形式で書く記事は久しぶりです。久しぶりすぎて前回どんなのを書いたのかすっかり忘れてしまいました。以前書いたものを掘り返すのもナンですし、みなさんどうか、この記事の一番下にある「ネクストフェイズ編集部」というタグで検索しないでください。編集は過去を振り返らない人間なのです。あなたもきっと私のように前向きな人であることでしょう。けっして私の過去記事を  詮索  検索しない高潔なあなたのことが、編集は大好きです。

さて先日、ネクストフェイズ主催の「2019年度商工会議所に何度もよばれる講師養成講座」の受講者による「卒業プレゼンテーション」が行われました。先日っていつのことだと訊かれると、「2019年の…6月の…15日です…」とモジモジしながら答えるほかありません。1ヶ月以上前の話を今ごろようやくレポートするなんて、面の皮の厚い編集もさすがにちょっと恥ずかしく思うからです。なにより上記のとおり、私は過去を振り返らない人間。その性格を無視する社長からレポートを出せ出せとせっつかれ、イヤイヤPCに向かっています。仕事の「し」は、辛抱の「し」。ちなみに仕事の「ご」については、訊かないでください。

2019年度商工会議所に何度もよばれる講師養成講座とは

読者のなかには、「2019年度商工会議所に何度もよばれる講師養成講座」って何? という疑問をお持ちの方もおられるでしょう。この講座は、2019年の初めに弊社代表・東川が「商工会議所に何度もよばれる講師になりたい人ー!」と呼びかけ、「はーい!」と元気よくお返事くださった方々を対象とした、3ヶ月の集中講座です。2週間に1度の割合で講座が行われますので、全6回。

卒業プレゼンテーションとは

6月15日に行われたのは、彼らの奮励努力の総仕上げたる「卒業プレゼンテーション」。全6回のうちの、6回目にあたります。受講者の総勢9名(1名は都合により事前に録った動画でのプレゼンテーション)、一人ひとりが、実際に商工会議所や各種団体などに講師を派遣するセミナーエージェントの前で、3ヶ月かけて磨いた技術を10分に凝縮して披露する場です。

セミナーエージェントの前で未来の講師が10分間の凝縮プレゼン

卒業プレゼンテーションに出席くださったセミナーエージェントは、株式会社日経コンサルタント、株式会社システムブレーンの2社。「審査員」という肩書きで参加していただいていますが、とくに誰が一番だとか二番だとか、優劣をつける審査を行うのではありません。「あなたはこういうところを伸ばそう」「こういう点は、とてもよかった」「この部分は、こう変えた方が、より商工会議所からよばれやすくなる」といった個別アドバイスを丁寧に行う存在です。


●現場目線でチェックしてもらえる機会なんて、そうそうありません。ありがたいなあと思います

司会は、2018年より講座を担ってくださっている大岩俊之さん。受講者にとっては3ヶ月の間、厳しくも愛情深く指導してくださった大・大・大先生です。


●大岩俊之さん。教える技術だけでなく、お人柄も備えた、まさに講師オブ講師!

当日の始まりは、セミナーエージェントに受講者を紹介するときの、大岩さんのこんな言葉でした。

「今年は受講者のレベルが高くて」。

えっ?

「いやいやいや、あんなにハードな指導されたのに、レベルが高かったなんてキッツイ冗談でしょー」と思った今年の受講者からはもちろん、「じゃ自分たちのレベルはどうだったんだっ」と同席していた前年の受講者からも、大きな笑いがこぼれました。最初のひとことで場の空気をなごませるとは、さすが講師オブ講師です。脱帽。

実際のセミナーエージェントを前に、緊張する受講者たち。でも大岩さんが、実に穏やかなんです。いつもニコニコ。プレゼン前には優しい言葉で緊張を解き、プレゼン後にはあたたかい言葉でフォロー。この平和な空気は大岩さんが3ヶ月の間しっかり受講者たちと人間関係を作ってこられた成果だなあと、見ていてすぐわかりました。


●いつも笑顔の大岩さん(右)。さすがの名司会っぷりでした。
ちなみにAV機器など黒物家電の最新情報に、めっぽう強いエキスパートでもあります。
あのね大岩さん、実は編集は今BRAVIAを買おうか迷っていてしかしその一方(以下略)

きっとこの師弟関係は、今後も続くのでしょう。だって上に書いたとおり、前年の受講者が今回、資料配付などのサポートで何名もいらしてくださったくらいです。「行きたいけどスケジュールがあわなくて…」と断念した前年の受講者もおられただろうなと想像しています。


●前年の受講者たちもご参加・お手伝いくださって、最後には一人ひとりが登壇して2019年度生へのアドバイスまで。
今年の受講者にとっては「1年後の自分」がイメージできる貴重な証言が飛び出す飛び出す!

講師と受講者、また受講者どうしのつながりが今でも途切れていないのは、ひとえに大岩さんのご尽力のおかげです。

3ヶ月で「講師」に育った受講者たち

大岩さんも素晴らしいのですが、受講者=プレゼンターのみなさんも素晴らしかった。「今年は受講者のレベルが高くて」という大岩さんの言葉は、とくに前年と比べてということではなく、今年の受講者を指導してきた末に出てきた本音だったんですね。「講座初回はアワアワしておられた」という大岩さんをはじめ東川、またその他の方々からの証言が信じられないくらい、それはそれはもう立派にみなさん「講師」、なんです。その堂々とした話しっぷり、自信にあふれた立ち居振る舞い。

  
 
  
 
  

受講者たちの努力(想像)

もし「講座初回はアワアワ」証言が真実なら、みなさんこの3ヶ月間どれだけの努力を重ねてこられたのだろう。編集は想像するしかできませんが、たとえば…:

 講座の初回で「あなたのセミナーテーマは、残念ながら商工会議所ではあまりニーズがないんです」と言われ、ヒザから脱力してしまったり…

 現場を知るために今、実際に商工会議所で行われているセミナーテーマをググり続け、大量のタブを開いてブラウザをフリーズさせたり…

 自分が喋る姿を初めて動画に録られて見たとき、あまりの挙動不審感に他人のフリをしたくなったり…

 商工会議所に見てもらう企画書を推敲するあまり、Word文書の改訂数が3桁にのぼってしまったり…

 話すスピードや滑舌、視線の配り方、表情などのアドバイスを受け、歯磨きしながら洗面所の鏡を見て実務練習を重ねたり…

 部屋でひとり、気丈に「エアセミナー」をした夜だって、きっとあったはず。

誰かが見ているところで、あるいは誰も見ていないところでの努力が、あの日、誰にも文句を言わせない見事なパフォーマンスとして結実していました。全員にブラボー。3ヶ月もあれば、人は、変われるんだ!

セミナーエージェントと関係を結び、商工会議所によばれる講師へ

上記のとおり、それぞれのプレゼンテーションにセミナーエージェントからのアドバイスを受けたあと、受講者どうしでも互いのパフォーマンスを語り合う時間が設けられました。これもきっと大いに勉強になったことでしょう。


●本番プレゼンを終えた後の、振り返りディスカッション。受講者たちの表情がリラックスしています

最後は会場を変えて、受講者たちはセミナーエージェントとの懇親会へ。商工会議所のニーズや今後の傾向など最新情報を訊いたり、また企画書のプロフィール欄に入れ込みきれなかった自分の強み、これからの夢、と同時に抱えざるを得ない将来の不安についても、互いに胸襟を開いて話し合える機会を持ちました。

日中の本番プレゼンに間に合わず事前撮影の動画での参加だった受講者も、大急ぎで駆けつけてくれてここで合流。ついに全員集合、なんだかうれしいなあ。

ありがたくも編集は懇親会の末席に座らせていただき、受講者の方々にさまざまなことを教えていただきました。なかでも多くの方がおっしゃっていたのが、

「ブレてはいけない」

という言葉。

3ヶ月間の講座では、先生の大岩さん、セミナーエージェントのひとつ・株式会社日経コンサルタントの本間さん、また他の受講者たちから、多くのアドバイスがいただけました。いろんな意見を聞いて、受講者たちが自分の方向性に迷うことがあったのは想像に難くありません。でもみなさん最終的には、「自分の伝えたいことの芯」を守り、その伝え方=表現方法を磨いて、ここまで来られたのですね。

さあ、みんな立派な講師に育っています。実績の確かなセミナーエージェントとも縁を結べました。きっとこれから全国の商工会議所や業界団体に、セミナーエージェントのみなさんが受講者たちを売り込んでくださり、各地からお呼びがかかるようになるのでしょう。いえ、もうすでに商工会議所から声がかかっている受講者だっているかもしれません。

一人の人間が、地道な努力を重ねて、各地へ羽ばたいていく。その変化こそが、この講座の真骨頂です。だって誰も、ひとりでは変われない。指導してくれる人がいて、励ましてくれる人がいて、ここではない遠くへ連れて行ってくれる人がいて、それで初めて人は変わっていけるのです。

 
 
 
 

「商工会議所に何度もよばれる講師」になるためのセミナー、2020年も実施予定

たくさんの笑顔のなかで大団円を迎えた2019年の「商工会議所に何度もよばれる講師」になるためのセミナー、2020年も行う予定にしています。詳細が決まったらこのサイトでお知らせしますので、ご興味をお持ちになったらぜひいらしてください。

指導は厳しいけれど受講者への愛情に満ち、プレゼン本番でけっして恥をかかせない講師オブ講師と、互いに刺激しあいながら変化していける新しい仲間に出会って、ぜひ全国へセミナーをして回る旅に出ましょう。

それは、誰か知らない人の身に起こる話じゃない。この長い文章を最後まで読んでしまうほど「商工会議所に何度もよばれる講師」に興味を持つ、あなた自身に起こることです。

あなただって、変わっていける。

変われる人、いや、それ以前に、変わろうとする人は、それだけでもうカッコイイんです。2019年の受講者たちのように。


●「はい、撮りますよー」


●カシャッ!

 

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