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■”資金調達支援アドバイザー”という仕事■ No.002
〜隔週発行〜
NPC 東川 仁
<目次>
1/現場第一主義〜【気合い勝ちしたラーメン屋さん】
2/NPCからのお知らせ
3/あとがき
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1/現場第一主義〜【気合い勝ちしたラーメン屋さん】
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こんにちは、NPCの東川です。
3度目(メルマガとしては2号目)にしてようやく、
成功例をお話しすることになりました。
今日は、気合いで融資を引っ張ってきたラーメン屋さんのお話です。
ある日、「ラーメン屋さんを始めたい」というAさんがご相談に来られました。
そしてなぜか同じ時期にもう一人、Aさんとはまったく関係のない
Bさんという方も、ラーメン屋開店のための融資相談に来られました。
お二人とも、ほぼ同じような条件。
【自己資金】800万円
【必要資金】1500万円
【融資希望額】700万円
ところがAさんは見事、融資を受けて開店にこぎ着けた。
Bさんは残念ながら、融資を受けられませんでした。
お二人の違いは、「気合い」。
Aさんは、熱かった。
麺、スープ、メニュー構成、店舗イメージ、ターゲット層etc…。
事業計画書のためのインタビュー時、
私はもう何度、あちこちへ無限に広がるAさんのお話を軌道修正したか、
というくらいアイデア頻発。夢、語りまくり。
片やBさん、開店にかける気持ちが、
Aさんと比べるとかなり消極的だったかな、という印象です。
でも、前述しましたように、条件はお二人ともほぼ同じ。
私の書いた事業計画書にも、あまり大きな差はありませんでした。
ということは、融資が受けられるかそうでないかの分かれ目が、
今回は「気合い」だった、ということになりそうです。
ではその「気合い」が、どこで功を奏するか。
それは、融資担当者との面接時です。
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Aさん・Bさんとも、国民生活金融公庫に融資申請しています。
その手順を簡単にお話ししますと、
1/必要書類を持って申請する
2/後日、面接を受ける
という2段階に分かれます。
申請する日は、まあ、申請だけです。
提出書類に不備がないか、といったチェックだけで、
数十分、または長くても1時間もあれば済んでしまいます。
ところがAさん、1時間半くらいかかった。
後で話をきけば、また熱く語ってしまったとのこと(笑)。
ところでAさんには、ラーメン屋さんをどうしても、
「できるだけ早く」立ち上げなければならない理由がありました。
というのも、店舗物件について、
ふつう申請時点では手付金を払っている程度で十分なのに、
Aさんはもう賃貸契約書にサインしていた。
こうなると早く開店しなくては、
無駄に賃料を払い続けることになってしまいます。
「でも契約なんかしちゃって、融資が受けられなかったら…」と心配したら、
「何が何でも開店します、遠い親戚に借りてでも」とのこと。
いやはや、ご立派です。
先に物件を契約してしまうと、自分で自分を追い詰めていることに
なるのですが、それだけAさんの意志が固い、ということの表れでもあります。
という事情もあって、Aさんは申請時から語って語って語りまくり、
融資担当者を口説いて、通常、申請から1ヶ月以上は待つ面接日を、
たった数週間先に設定してもらうことに成功しました。
対するBさんは、「そろそろ独立でもしようかな、それなら以前
働いたことのあるラーメン屋でも」といった程度の動機。
お店のアピールポイントやこだわりなどをお聞きしても、
まったく具体的な話が出てこない。
そんな状況で事業計画書を書くのは、ちょっとキビシかったです(泣)。
とはいいながら、もちろん立派なものを仕上げたつもりです。
Aさんの場合と同じくらいに。
ただ、申請時のちょっとした質問、さらに面接時のシャープな質問に
対して、嫌気がさしてきたのでしょう。最終的には「そんなんじゃ
もう開店しなくてもいい」と言い出して、この話はご破算になりました。
●結論 【気合いがあればどうにかなる、こともある】
融資のキモとなるのは、事業計画書と申請後にある面接。
この2つのうち私がお手伝いできるのは事業計画書だけで、
面接は当然ながら、ご本人に受けていただかねばなりません。
そこでどれだけ、事業に対する熱意を担当者に伝えられるか。
NPCでは、簡単なロールプレイングを事前に行っています。
「こう訊かれたら、こう答えましょう」といったようなことです。
が、最終的にはご本人の熱意。
Aさんはよく口癖のように、「石にかじりついてでも」「何がなんでも」
開店する、とおっしゃっていました。
物件を契約した上で申請に臨み、面接日を早めに設定してもらい、
その面接日にも当然ながら、自分の熱意をとうとうと語る…。
それがAさんの「気合い開店」につながったのでした。
絶対、とはもちろん言えませんが、「気合い」はしばしば有効。
たとえ条件が多少厳しくても、なんとかなる場合が結構あるのです。
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2/NPCからのお知らせ
「資金調達支援セミナー 〜貸し渋り・貸し剥がしに備えるために〜」
●講師 NPC 東川 仁
●2003年4月5日(土) 午後1時30分受付 午後2時開始
●大阪産業創造館6階 ルームA
http://www.b-platz.ne.jp/contents/map/map.php3
●詳細はNPCのホームページをご覧ください。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/2728/0405seminer.html
●講師よりみなさまへ
「金融機関の状況を知り、貸し渋り・貸し剥がしに”上手に”対応するための
セミナーです。担当者との交渉術の伝授や、貸し剥がし危険度チェックなども
行う盛りだくさんの内容ですので、ふるってご参加ください」
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3/あとがき
やっと成功例をお話しすることができてほっとしています。
でもよく読むと、今回の成功のカギはAさんの気合いであって、
「コンサルタントのすばらしい働き」というエピソードでは
ないんですよね(苦笑)。
第1回配信から今日まで、いろいろな方からご感想やリクエストなどを
いただいています。ぜひ今後のメルマガに活かしていきたいと思いますので、
これからもご声援よろしくお願いいたします。
NPC 東川 仁
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■今回の記事の感想をはじめ、ご質問や今後のリクエストなど、お気軽に
お寄せください。たいへん楽しみにしております。ご質問に対しては直接、
またはメールマガジン上でお答えできればと思っております。また、記事の
ご要望にも沿えるよう努力していきます。mailto:jinny@cin-a.com
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資金調達支援アドバイザー/ビジネスコンサルタント
東川 仁(HIGASHIKAWA Jin) mailto:jinny@cin-a.com
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