どこに行けば創業者が見つかるか？

創業者と出会える場所は、こんなにもあります。

こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
「創業者支援を積極的に行っていきたいのですが、どうやって、
創業者と出会えばいいかわかりません。」
といった相談がよくあります。

確かに、創業者は、他の専門家がついていないことが多いので、出会うことが出来れば、
仕事に繋がったり、顧問先になってくれたりという確率は高いです。

しかし、そういった創業者は、どこにでもいるわけではありません。
今回は、創業者と出会いやすい場所や、創業者のリストを持っているような人たちが
どこにいるかについて、お伝えしたいと思います。

1．創業塾・創業スクール
創業塾や創業スクールには、創業希望者が集まります。
しかし、その人たち全員が、すぐ創業しようと考えているわけではありません。
10年以上、いろいろな商工会議所で「創業塾」を担当させていただいた経験から言うと、
創業塾や創業スクールの受講者のうち、3ヶ月以内に創業される方は1割程度、3年以内でも2割程度です。
あと8割のうち、「いつかは創業を考えている」のが5割、
「創業に関する知識を知っておきたい」と思っている方が3割です。
つまり、すぐにクライアントになる可能性のある受講者は、1割ぐらいしかいません。
かなり、効率が悪いです。
でも、繋がっていると、その多くは、将来的には創業される方たちなので、
地道に関係だけは保っておくべきだと思います。

2．レンタルオフィス・シェアオフィス
創業したばかり、もしくは創業前の方は、できるだけ費用を抑えようとします。
そんなニーズに応えている事務所がレンタルオフィスやシェアオフィスといったところです。
こういう所には、創業初期の方が集まっています。

3．不動産業者
特に飲食業で創業しようと考えられている方は、まず、不動産業者を訪ね、よい物件がないか探します。
その多くの方が、創業資金を潤沢に持っていないことが多いため、
飲食業向け賃貸仲介をしている不動産業者に、
「創業資金調達のお手伝いをしています。お客様で、創業資金調達が必要な方がいらっしゃましたら、
手伝いますよ」
と伝えることで、創業資金調達サポートの仕事が回ってくることがよくあります。

4．店舗設備関連業者
「設計事務所」「工務店」「内外工事業者」「厨房設備・備品業者」「事務機器業者」なども、
創業者との接点は多い業種です。

5．飲食業関係者
飲食業で働いている人が、独立して創業するというパターンはすくなくありません。
チェーン店より、個人経営で複数の調理担当がいるお店に、独立希望者は結構います。
いろいろな飲食店で、5年以上勤務している調理担当の方であれば、独立志向の高い人がたくさんいます。

6．商工会・商工会議所
独立開業に関して、親切・丁寧にいろいろなことを教えてくれるのが、地元の商工会・商工会議所です。
ここで、専門家として登録することができれば、そういった方々と出会うチャンスは増えます。

7．フリーペーパー・店舗検索サイト
フリーペーパーや飲食店・サロン等検索サイトには、新規オープンの店舗情報が
たくさん掲載されています。

8．最近、創業した人
創業希望者が創業を考えた場合、まず、誰に話を聞きに行くかというと、
「自分の周りで最近創業した人」のところ。
「どうやって、創業の段取りを行ったのですか？」
と尋ねるために行くことが多い。
そういった「最近創業した人」と仲良くなっておくことで、創業希望者と出会えるチャンスは増えます。

それ以外にも、「新設法人リスト」を手に入れてアプローチする方法もあります。
【無料で新設法人リストを公開しているサイトがありました】
https://www.npc.bz/necdm/20160706

どちらにせよ、まず、創業者に会わなければ話になりません。
自分の魅力を伝えることにより、選んでもらえるような専門家になることが重要となってくるでしょうね。

自己資金を潤沢に持っている創業者は、あまりいません。
ほとんどの創業者は、少ない自己資金でどうやって、創業を実現していくのかを一番悩んでいます。

そして、創業者のほとんどは、
「どうすれば円滑に創業資金を調達出来るのか」
ということを知りませんし、それを相談できる相手も周りにいません。

だから、
「創業資金調達のサポートをします」
とアピールすれば、創業者のクライアントを獲得しやすいのです。

そんな「創業資金調達のサポート」ができるようになれるノウハウ・知識が手に入ります。

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