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過去の成功体験は捨てる

業績をV字回復させるための5原則の2つめは、
「過去の成功体験は捨てる」
ということ。

以前は羽振りがよかったのに、今はぱっとしない企業の経営者に共通している口癖が、
「昔はこうしたらうまくいったんだ」
というのがあります。
その後の言葉はあまり言われませんが、言外に
「だから、今も同じようにやれ!」
というニュアンスが含まれています。

以前うまくいった方法は、過去の経営環境だったからこそ。
企業をとりまく経営環境は刻々と変化しているのに、自分たちが変わらないままいてると、当然ながら取り残されてしまいます。

以前、成功した方法は陳腐化するというわけです。

でも、過去の成功体験にしばられている経営者は、その成功体験を捨てようとしません。
これが、企業の業績を悪化させる一番のもとです。

私が企業の建て直しをするときは、まず経営者に対して、過去の成功体験を忘れてもらうようにします。
それが出来ないようであれば、企業体質を変化させることができないので、V字回復させることは無理だからです。

ある経営者から、
「業績が悪化しているので、何とか立て直すためアドバイスをお願いしたい」
という依頼を受けてコンサルティングに入った企業があります。

その経営者にインタビューして決算書を3期分見せてもらっただけで、その企業の問題点がはっきりとわかりました。そして、その点を指摘し、3つについてすぐ改善する方法をアドバイスしました。

その内容は、今までその経営者がやってきた方法を一新するという方法だったため、経営者は、その方法を採用するのをいやがったため、結局、私がお手伝いすることはありませんでした。

その半年後、同じ経営者が訪ねてきて
「すみません。あと1ヶ月で資金が枯渇してしまいます。何とか助けてください」
と再びコンサルティングを依頼してきました。

同じように経営者にインタビューして、この半年分の試算表を見たところ、半年前よりかなり状況が悪くなっています。
問題点は同じでしたので、半年前と同じように3つの改善方法を伝えたところ、その経営者は後がなかったために、今回は「わかりました」と素直に聞いてもらい、実行してもらうことができました。

その結果、何とか1ヵ月後の資金不足をかわすことができ、3ヶ月で企業体質を改善できました。
6ヵ月後には単月ながら黒字化できましたので、その時点でお役ごめんということになりました。

何度も言いますが、企業を取り巻く経営環境は刻々と変化しています。
だからこそ、経営者としては、その環境変化に適応することが重要になってきます。
でも、なかなか少しずつ変えていくのは難しいので、せめて、1年に1回ぐらいは、
「自分たちの仕事の仕方を変えるミーティング」
というのを行って欲しいと思います。

自社内でディスカッションするのが理想的ですが、もし、そういった相手がいなければ、私がいつでもお手伝いさせていただきますよ。

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