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独立を考えている税理士が、今、しておくべき2つのこと

武器を身につける前に辞めてはいけません。

こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
最近、独立を考えている税理士の相談に乗ることが結構増えてきています。
特に、30代の若手。
彼らは、税理士という職業に関して、強烈な危機感を持っています。

記帳代行業務や税務申告業務だけでは、将来的には食ってはいけない
と、皆、口を揃えていいます。
何か、強みがないと生き残ってはいけない
とも考えられています。

「今の事務所は、記帳代行や税務申告をメイン業務としているため、
このままここで勤め続けていても、強みとなる業務は身につかない。
かといって、所長先生に、付加価値の高い新たな業務を行うことを提案しても、却下されるだけ。
このままでは、記帳代行と税務申告しかできない『潰しのきかない』税理士になってしまうこと
が怖くて、早めの独立を考えているのです」
という考えらしいです。

「そのために、今、何をすればいいですか?」
と聞かれたときに、私がアドバイスしているのは2点。

ひとつは、
何でもいいから、税務申告や記帳代行以外での付加価値の高い強みを決めること」。
勤務している事務所が、付加価値の高い強み(融資、相続、M&A、事業承継等)を
持って活動しているのであれば、そういった業務に対する強みは自然と身につきますが、
記帳代行や税務申告をメイン業務にしている事務所にいると、そのような強みを
身につけることができません。

そういう方々が強みを身につけようと思えば、まず、「何を自分の強みにするのか」を
決めなければなりません。

強みを作るために必要なことは、
「知識」「経験」「メンター」の3つ。

基本的な知識がなければ、クライアントの相談に乗ることができません。
経験がなければ、身につけた知識をノウハウにすることができません。
知識・ノウハウを身につけても、答えられない相談をされることもよくあります。
そんなときに頼ることのできるメンターがいれば、その方に聞くことができ、
相談者に迷惑をかけることもありません。
まず、この3つを手に入れる段取りをつけます。

その段取りがつけば、次に行うことは、周りの方々に
「私の強みは◯◯です」と言いまくること。

例えば、
「私は融資に強い税理士です。資金調達に関する悩みがあれば、遠慮なくご相談ください」
と言いまくると、これからお金を借りたいと思っている経営者や、
金融機関に融資を断られて困っている経営者からの相談が必ず来ます。
なぜなら、顕在化している経営者の3大悩み(資金繰り・売上アップ・人の問題)のうち、
一番多い悩みが資金調達だからです。

相談が来たときに、知識が足りなければ、相談に答えるために必要な知識や情報を探します。
その結果、より多くの、よりハイレベルの知識が身につきます。
相談に答えることで、経験となります。
答えられないときは、メンターに聞きます。

「強みを言いまくる」→「相談者が来る」→「相談に答える」→「知識・経験が増える」→
「自信がつき、より強みを言いまくれる」→「相談者が来る」→・・・

と繰り返すことで、言いまくった強みが本当の強みになるのです。

強みは決めて言いまくらないと、強みにはなりません。
「そんな経験も知識もノウハウもないのに、それを強みというのはおこがましい」
と思わず、「失敗しても経験のうち。わからなければわかる人に聞けばいい
と開き直ったほうが、身につくのが早くなりますよ。

次回は、もうひとつのしておくべきことについて、お伝え致します。


「AIに代替される税理士」になるのか「AIがどれだけ発達しても代替されない税理士」に
なるのかの分岐点は、「付加価値が高いサービスを提供できるかどうか」ということ。
誰が行っても同じ結果がでるような業務は、AIに代替され、顧客単価がどんどん低下していきます。

しかし、コンサルティング業務といった付加価値が高いサービスを提供していれば、
AIに代替されることはありません。

そんな付加価値の高いコンサルティング業務ができるようになるヒントが手に入ります。

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(東京) 12月6日(水)、7日(木)、8日(金)、9日(土)、25日(月)
  
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