士業が創業融資を借り入れる前に、まずしておくべきこと

創業融資を借りる経験をしておけば、【創業サポート】を業務として出来るようになります。

こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
私はいつも、創業前や創業直後の経営者に対して、
「今は必要なくても、創業融資を借りておいた方がいいですよ」
とお勧めしています。

その理由は2つあり、ひとつは、
「創業して1年後~2年後が、一番融資が受けにくいため、融資をしてもらいやすい創業融資を
借りておくことで、1年後や2年後にやってくる『資金調達の崖』を乗り越えるため」
であり、もう一つは、
「資金ポジションを高めておくことで、自己啓発や広告宣伝等の投資を積極的に行えるようになるため、
成功へのスピードが加速するため」
だからです。

これは、経営者に限らず、士業にも同様のことが言えます。
士業の場合は、もう一つ、お勧めする理由があります。
それは、
「自らが創業融資を経験することで、創業融資に関する相談を、業務として
受けることができるようになるから」
です。

国や地方自治体の後押しもあり、これから創業者はどんどん増えてくる傾向にあります。
そして、そういった創業希望者の一番の悩みが、
「創業資金をいかにして調達するか」
ということです。

ほとんどの創業希望者は、それまで給与所得者だった方です。
つまり、事業に必要なお金を借りたことがありません。
お金を借りた経験があったとしても、住宅ローンぐらいです。
だから、事業に必要なお金をどうやって借りるのかを知らない方が多いのです。

そういった創業希望者は、創業融資を借り入れるにあたって、誰かに相談したいと思っている方が
少なくありませんから、創業融資のサポートができるようになっていれば、
それら創業希望者からの相談を引き受けることができるようになります。

自らが創業融資を借りた経験のある専門家と、借りたことのない専門家がいた場合、
説得力のある説明ができるのは、借りた経験のある専門家ですよね。
だから、士業も独立する際は、創業融資を借りておくべきなのです。

士業がよりスムーズな借り入れを行うためにいつもおすすめしているのは、
金融機関への事業計画書の提出。
事業計画書には、どれほどの意志や情熱で独立し、どんな事業に、どれほど具体的な戦略と
計画性であたり、どんな数字の見通しを考えているかなど多くの情報が必要です。

また融資を受けないにしても、事業と自分自身についての情報を言語化して文字に残しておけば、
日々の行動を見直したり、重要な判断をスピーディに行うための基準となります。

事業計画書を作成する上で、はじめに考えるべきは、独立開業した理由です。
事業計画書に記入する最初の項目であり、融資の現場で重要視されています。
また、交流会や勉強会などの場で新しく知り合った人々から尋ねられることもしばしば。

しかし
「経験・資格を活かしたくて独立しました」
だけでは、
「はあ、そうですか」
と返されて会話終了です。

「おお、そうですか」
と身を乗り出して聞いてもらうために、開業理由には独立に至ったエピソードを入れましょう。
具体性があると相手も話に入ってきやすいのです。
また記憶にも残りやすいので、名刺交換で少し話しただけなのに
「こういう経緯で独立した人がいたなあ…」
と思い出してもらえ、仕事を紹介されることも。
さらに、事業が不調でモチベーションが保てなくなったときに開業理由のエピソードを思い出せば、
かならず力が湧いてきます。

私の開業理由は「中小企業の支援」ですが、そう考えるに至ったエピソードには事欠きません。
前の勤務先が破綻して顧客とつらさを共有したこと、フォローに奔走して感謝されたこと、
役に立てた喜びなどを独立のころ思い出してはノートに書き留め、
赤字続きの最初の2年間はよく読み返していました。
売上が上がらず節約に疲れて仕事が嫌になったとき、99%獲得できるはずの契約を逃したとき、
報酬を踏み倒されたときなどに自分の仕事の原点に立ち返ることで、
「それでも明日はもう少し頑張ってみよう」
と思えたのです。

まずは、自分の棚卸しをすることから始めてください。
意外といろいろな気づきを得ることができるようになりますよ。


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