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同文舘出版インタビュー【3】「士業の出版について教えてください」

出版社が集まる東京・神保町の同文舘出版に伺い、
このたびのネクストフェイズ代表・東川の新刊と、
士業の出版について尋ねてきました。

ご登場いただくのは、ビジネス書編集部長の古市達彦さんと、
ネクストフェイズ代表・東川の新刊をご担当くださった、
ビジネス書編集部の竹並治子さん。

まずは竹並さんに、
東川の新刊『最新版 90日で商工会議所からよばれる講師になる方法』の担当編集者として、
今回の新刊について、また編集と著者との関わり方についてお聞きしました。

私たちが手にする「書籍」は、
著者が文章を書いて、編集者が受け取って、ハイ一冊仕上がり、なんかじゃ全然ありません。
著者と編集者ががっぷり四つに組んで、二人三脚で少しずつ歩みながら、
まったくの「手づくり」で生まれているのです。

後半の話題は、同文舘出版が行っている「ビジネス書出版会議」について。
「自分の本を出したい」と願う士業・コンサルタントに役立つお話を、
古市さんにお話をお伺いしています。
同文舘出版と東川の出会いは2009年にさかのぼりますが、それも、
新しい著者と出会うために定期的に同文舘出版が行っている「ビジネス書出版会議」の場でした。

いつものように5回連載でお届けします。

聞き手はネクストフェイズ編集部ですが、
今回も取材に同席していた東川がときどき発言しています。

同文舘出版インタビュー <全5回>
「士業の出版について教えてください」

【もくじ】
第1回 今回の新刊、「ここだけはぜひ!」という読みどころ
第2回 内容もスケジュールも変わっていくのは普通のこと
第3回 担当編集者が語る、装丁の味わいどころ
第4回 100人を著者デビューさせた「ビジネス書出版会議」とは
第5回 「出版会議」で著者になりたい人と編集者が話し合うこと
 

【第3回】担当編集者が語る、装丁の味わいどころ

――  表紙デザインのコンセプトや、装丁で力を入れた部分を教えてください。

竹並  前作を改訂した「最新版」ということなので、元の本を読んだ方にも読んでいただきたいんです。ですから、元の本のデザインを崩しすぎず、でも違う本なんだよということがわかるようにしたかったんですね。もちろん、前作と同じデザイナーさんです。

東川  背表紙がすごくよくなっているんですよ。見た瞬間びっくりして。

――  あ、背表紙にまでゴールドが…。

竹並  色が目につくと思います。本は、平積みよりも棚差しの期間のほうがずっと長いわけですから、背表紙は力の入れどころです。この丸がついているかついていないかでも違いますし、丸が黄色になっているかどうかでも印象が違うので、そこは一つのポイントです。

――  背表紙の、この黄色の丸が。

竹並  デザイナーさんに、背表紙をちょっと目立つようにしてほしいとリクエストすることがよくあります。

 


●ゴールドを使い、黄色の丸をポイントにした印象的な新刊の背表紙。下は2010年刊行の旧版

 

表紙デザイン、カラーリング、紙面構成、イラスト…工夫どころいっぱい

竹並  あと、表紙でいえば、前作の印象を活かしつつ、前作のピンクとは違う黄色にすることにしました。帯のデザインも大きく変わっていますよ。

東川  並べて見たら、違いがわかりやすい。

竹並  売れっ子の、とても上手いデザイナーさんです。東川さんは「自分はデザインの専門家じゃないのでお任せします」って言ってくださったので、安心して全力でデザイナーさんと取り組めましたね。

 


●「右の旧版は銀、左の新刊は金。豪華感が増しています」(同文舘出版・竹並さん)

――  本文は、旧版は基本的に「見開きの2ページで1項目が完結」という読みやすい形でした。

竹並  はい、今回も基本は2ページ完結。たまに4ページで1項目完結、という部分もあります。

 


●見開きで1項目が完結。すらすら読めるのに、内容が頭に残りやすい

――  今回はイラストも。

竹並  そうそう、前は入っていませんでしたね。今回は4カ所ほどイメージとしてイラストを入れています。

――  読みやすくなりました。このイラストレーターさん、ときどき見かけます。今風ですよね。

竹並  ビジネス書だけでなく、いろいろなところで描いておられるので、どこかでご覧になったことがあるかもしれませんね。

 


●イラストレーターは、田淵正敏さん。雑誌などでも活躍中

――  では最後に、編集者として、一番のおすすめどころは。

竹並  先ほどもお話ししたように、「知っておいて損はない!商工会議所・セミナーエージェントの裏側」という章がすごく充実しているので、まずそこを立ち読みしていただければと。目次をぱーっと見ていただくと、自分に必要だなという何か引っかかってくる言葉が、目に飛び込んでくると思うんですよ。

――  ありがとうございました。では次に、ビジネス書編集部長の古市さんに、同文舘出版の「ビジネス書出版会議」についてお尋ねしましょう。

古市  何でも聞いてください。

――  「出版したい」という士業さん、とても多いんです。みなさんに同文舘出版のビジネス書出版会議をご紹介してもいいですか。

古市  もちろんです。東川さんとの出会いも、弊社のビジネス書出版会議の場でした。

――  ではまず、その出版会議の内容から。

古市  はい、同文舘出版のビジネス書出版会議とは…。

 

第4回につづきます)


同文舘出版インタビュー <全5回>
「士業の出版について教えてください」

【もくじ】
第1回 今回の新刊、「ここだけはぜひ!」という読みどころ
第2回 内容もスケジュールも変わっていくのは普通のこと
第3回 担当編集者が語る、装丁の味わいどころ
第4回 100人を著者デビューさせた「ビジネス書出版会議」とは
第5回 「出版会議」で著者になりたい人と編集者が話し合うこと


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