銀行から顧客を紹介してもらうための具体的な方法が書かれているのは、この本だけ!

顧客はいない、金はない……そのときどうする!? 税理士、公認会計士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、中小企業診断士、弁護士…

「士業」と呼ばれる人たちを一例にして、新しい営業スタイルを伝授する指南書。

IT化の進展、 経済停滞などによって、「士業」の仕事、稼ぎは年々減ってきている。 そんな厳しい状況のなか、元金融機関職員の著者は『銀行』と良好な関係を築くことによって 新たな顧客を獲得でき、士業自身だけでなく、クライアントである中小企業の社長、 そして銀行(信金、信組)の三者が幸せに なれることを実証する。

これができれば、顧客はどんどん増える!

目次 contents

  • 士業生き残りのカギは「顧客開拓」にあり
  • 金融機関・中小企業・士業の三者をハッピーに
  • 士業は中小企業の発展のためにいる
  • お客のために、自分のために、銀行とは仲良く
  • 銀行が紹介してくれる仕事はこんなにある1 ~顧客の紹介/講師の依頼~
  • 銀行が紹介してくれる仕事はこんなにある2 ~経営改善計画書の作成~
  • 銀行が紹介してくれる仕事はこんなにある3 ~事業計画・経営計画作成のサポート~
  • 銀行員には士業・コンサルタントの知り合いが少ない
  • 銀行は専門家に「経理のサポート」や「試算表の早期作成支援」を求めている
  • 銀行は士業・コンサルタントに経営者への教育をしっかりしてほしいと思っている
  • 融資の際に提出する資料作成は士業・コンサルタントに期待している
  • 銀行の担当役席とパイプを構築すべし
  • 仕事を紹介してくれる銀行としてくれない銀行
  • おすすめの銀行とは
  • 銀行本体は仕事を紹介してくれない
  • 座っている場所から、何の担当かを類推する
  • 銀行員には取引先の課題を解決する機能がない
  • なぜ、銀行の担当者は頻繁に交代するのか
  • できる銀行員の見分け方
  • 仕事ができない銀行員に当たった場合どうすればいいか?
  • 税理士さん 求む!1
  • 税理士さん 求む!2
  • 「何を知っているか?」ではなく「誰を知っているか?」
  • こんなときに銀行は顧客を紹介してくれる1
  • こんなときに銀行は顧客を紹介してくれる2
  • 銀行が顧客を紹介してくれる理由1
    取引先の悩みの解決策を提供する
  • 銀行が顧客を紹介してくれる理由2
    自分で手伝えない仕事をアウトソーシング
  • 銀行が顧客を紹介してくれる理由3
    貸しを作りたい・借りを返したい
  • 銀行とパイプをつくるのに一番手っ取り早い方法
  • 銀行の担当者は本当に顧客を紹介してくれるのか?
  • 取引先からの紹介で銀行の担当者と知り合う
  • 自ら銀行を訪問して銀行の担当者と知り合う
  • 銀行では渉外担当役席が一番顧客を紹介してくれる
  • 貸付担当役席も案件を紹介してくれる
  • 支店長は顧客・案件・講師の仕事を紹介してくれる
  • 貸付担当役席とはこうやって知り合う
  • 渉外担当役席と知り合う1つ目のルート
  • 渉外担当役席と知り合う2つ目のルート
  • 銀行の支店長と知り合いになる方法
  • 銀行員とパイプを作るには、まず地元の銀行を攻める
  • 銀行員との1回や2回の面談では、顧客の紹介につながらない
  • 銀行員とパイプを作るその他のきっかけ
  • 銀行員の心を引き寄せる一番の方法は「見込み客の紹介」
  • キャンペーンへの協力は惜しまない
  • 銀行員に自分のことをよりよく知ってもらうには
  • 何のために事業計画書を作るのか
  • 銀行員は融資先の業種についてすべて知っているわけではない
  • 自分のことをより知ってもらうための事業計画書の作り方1
  • 自分のことをより知ってもらうための事業計画書の作り方2
  • 融資に関する問い合わせをどんどんする
  • 用がないのに銀行を訪問してもいやな顔はされない
  • 銀行には理由もなく差し入れをしない
  • お金のかからないおみやげを持って銀行を訪問
  • 自社製品なら銀行へのおみやげもOK
  • 銀行員への人材紹介機関となる
  • 銀行員の知恵袋になる
  • 銀行員から紹介された仕事は絶対に断らない
  • 行員と士業・コンサルタントとの交流会を企画する
  • 「経営者の不満」を解決する仲立ちになる
  • 銀行の経営支援支援制度を効果的に利用する
  • 攻めるべき銀行・支店リストを作れ!
  • 銀行主催の勉強会は絶対参加!
  • 関与先の決算報告説明会を行う
  • 銀行員向け勉強会を提案する
  • 顧客向け勉強会を提案する
  • 銀行にパイプを持っている専門家を活用せよ
  • 銀行員を招待してもいいのです
  • これをすれば致命傷。銀行づきあいのタブー
  • 銀行への訪問は「3回目」からが本番
  • 自分の専門分野を効率的に伝えるために
  • いやみなく自然に実績を伝える方法
  • 「いい人」と思ってもらえるよう人間性をアピールする
  • 金融機関と上手につきあっている士業へのインタビュー
  • 士業と上手に付き合っている信用金庫支店長のインタビュー
  • 「融資に強い専門家」になろう
  • 「貸す・貸さない」はこんな流れで決まる
  • 顧客の情報量と融資の可能性は比例する
  • 昔に比べて銀行がお金を貸さなくなったワケ
  • なぜ、担当者が変われば融資が出なくなるのか?
  • 銀行のこれからの貸し方はこう変わる
  • 今後の士業のあり方

著者プロフィール profile

東川 仁 ひがしかわ じん

繁盛士業プロデューサー
株式会社ネクストフェイズ代表取締役 
中小企業診断士

関西大学卒業後、地元の金融機関に入社。
2002年、13年間在籍した勤務先の突然の破綻により、「カネなし」「人脈なし」「資格なし」「経験なし」の状況で資金調達コンサルタントとして独立。
当初は食えない状態が続いたが、金融機関や周りの士業・コンサルタントからの紹介により、独立して2年半で月商100万円超に。

金融機関時代を踏まえ、関与した企業は10,000社を超える。数多くの金融機関に対する研修やコンサルタントも行っており、金融機関の考え方は熟知している。

特に、金融機関とのよい関係の作り方と紹介を引き寄せるノウハウには定評があり、50行以上の金融機関から、独立後10年間で500件以上の案件を紹介されている。

現在は、士業やコンサルタント・FPに対し、「融資に強い専門家」になるための知識やノウハウを伝えるべくセミナーや講座を積極的に行っている。

「士業やコンサルタントがしっかりと中小企業の成長に貢献できる支援を行うことができれば、日本のGDPを2%上げるくらいは簡単にできる」
という信念を持っており、10年で、そういった専門家を1000人育成することを目標としている。